中学入試 国語 出題作品紹介 「自分らしさ」と日本語 中村桃子

人との関わりが生む“自分らしさ”(アイデンティティ)

出題作品


書名:「自分らしさ」と日本語(ちくまプリマー新書)
著者:中村 桃子
刊行日:2021/5/8

出題校

鎌倉学園中学校、成城中学校、世田谷学園中学校、田園調布学園中等部、開智中学校

出題ページ

P24 このような考え方
成城中学校、田園調布学園中等部 出題

あらすじ

“ことば”が人同士の関係を作り上げていき、“自分らしさ=アイデンティティ”を表現する、ということを述べた論説文です。

ポイント

「アイデンティティ表現の材料としての『ことば』」からの出題です。

“アイデンティティ”とは、その人にあらかじめ備わっている“属性”(ぞくせい:固有の性質)による“本質主義”に基づく概念であるととらえられてきました。
コミュニケーションにおいては、男は男らしく、女は女らしい言葉づかいをする、という考え方です。

しかし、“このような考え方”では説明のつかないことがたくさん出てきていると述べており、それはどんなことなのかを問う問題でした。

“男らしさ”や“女らしさ”で人とコミュニケーションするのならば、なぜ家庭や学校、相手や場所・目的、大人や子どもで話し方が変わるのか、といった言葉づかいの多様さが説明できない、とまとめます。

今後、“多様性”がますます重要視される社会において、さまざまな人とさまざまな言葉をつかってコミュニケーションをすることで、これまで以上に“自分らしさ”が磨かれていくように思います。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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