[神奈川県立希望ケ丘高等学校]平成30年度 特色検査分析

問題概要

希望ケ丘高校特色検査問題の特徴は、中学生としての5教科の知識が無くても解答できることです。
学力検査と特色検査で測る力をはっきりと分けています。

問題傾向分析

[課題1、課題3~論理的思考問題]

公立中高一貫校の入試でよく扱われるような問題です。
問題文を順を追って読みながら、自分で図や表にまとめて解いていきます。
「論理」・「集合」の問題は、必ず出題されているので、高校入試の問題よりも公立中高一貫入試の過去問で論理的思考ができるような訓練が必要です。

[課題2~平面図形・空間図形]

今年は、正方形の折り紙を折ったり切り取ったりした時に、どのような模様が映しだされるかを問う問題でした。
希望ケ丘は、見えたままの図形で処理をする問題は出題してくれません。
あくまで空間認知力・平面認知力。そこに思考力を加えて解く力を必要としています。
ただ、これも小学校までの知識で解けてしまうので、課題1同様に、公立中高一貫入試の過去問で訓練が必要です。

[課題4①~データを読み取る問題]

図が1つと表3つを読み取って解答する問題です。
算数の計算と、簡単な比例式を使えば解けます。
与えられたデータをどう活用し、解答処理に使用していくか。
それさえ間違えなければ正答にたどりつけるはずです。

[課題4②~適文補充]

英語の長文ではよく、ある一文が抜けていて、どこに入るかを問う問題を見かけます。
その日本語版と考えれば良いでしょう。接続語・指示語に注目しながら文脈をしっかり読み取ることが必要です。

国大Qゼミ伊藤克彦先生
分析担当:伊藤先生

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