国語ができるようになる!中学受験勉強法2

本を読む小学生

おすすめする4つの国語勉強法

今回は具体的な中学受験の国語勉強法をアドバイスします。

1.読書(本を読む)

本を読むことは良いことだ。
子どもに読書習慣をつけさせたい。
けれど、頭ごなしに「本を読みなさい!」と言って、読書を強制するのも違うだろうと考えて、どのように読書を子どもにすすめたら良いか悩んでいる方も多いかと思います。

まずは

1) 本を手に取れる環境を与えてあげること
2) 読み聞かせをしてあげること
3) 親が楽しんで読書している姿を見せてあげること

こんなことから「読書って面白いんだな」とお子さんに気づかせてあげてみてはいかがでしょうか。

ローマは一日にしてならず。
国語も一日してならず。

読書をすると、語彙力・論理的思考力・情緒力が身についていきます。
これらの力は、全ての教科に通じる学力の土台となるものです。

読書力は、スポーツでいうところの走力・持久力と同じ基礎体力です。

2020年からの大学入試制度改革では、これまでとは異なる学力が求められるようになります。
これまでの入試の傾向では、文章の内容確認を行うような形式の設問がほとんどでした。
今後はさらに自分の意見を文章で表現する力が問われる設問が加わってきます。
つまり、今まで問われてきた精読力に加えて、自分の意見をまとめる表現力が必要になってくるのです。
今以上に必要となる学力要素が増えるわけです。
ですから、早いうちに基礎体力としての読書習慣をつけることが大事になってきます。

また、読書経験から得る知的好奇心を満たそうとする能動的な態度が、結局は自らの意見を主体的にまとめる際の土台にもなるのです。
要求されるものが、受身的な勉強から能動的な勉強に変わるからこそ、急がば回れで読書というのが、勉強法の第一になるのです。

2.マーカーチェック

国語のテキストや本を読むときには、片手にマーカーやペンを持って線を引きながら、読むようにしましょう。
テキストをきれいなままにしておくのは、国語ができない証拠を残しているようなものです。

線を引くポイントは

・文学的文章なら、場面が変わるところ、登場人物の気持ちの変化が生じたところ
・説明的文章でしたら、文章に何度も出てくる重要なキーワードや、「しかし」などの逆接の接続詞、です。

また

・自分が気に入った箇所、大事だと思った箇所

にも線を引いて読みましょう。

線を引いて読むようになると、先にあげた線を引くポイントと自分が大事だと思う箇所が、共通していることに気づくでしょう。
ここがこの勉強法のポイントです。

実は、テストで問われるような箇所も同じなのです。
このような結果になるのは、筆者も読者の関心がわくように文章の要点を先にあげたポイントとして作って、書いているからです。
この方法は難問と呼ばれるような難解な文章を読むときにもチカラを発揮します。
線を引いて読んでいくことを教えると、それまで、ぼーっと文章をながめて、手も動かず、文章が頭に入っていかなかった子が、身体を使うことで読むことを行動に変えていきます。

3.短文作成

子どものころ、作文を書くのが苦手だったなあという方も多いかと思います。
作文を書こうとして、いきなり、原稿用紙に書き始めようとした記憶はありませんか。

書き出しにためらってしまい、1時間たっても手が動かないままで、原稿用紙もまっさらなままだったなんてことがありませんでしたか。
いきなり原稿用紙に作文を書こうというのは、スポーツにたとえると、予備知識や練習なしで、試合に出場するようなものです。

スポーツでも、試合に出るまでに基礎体力をつけ、ボールの投げ方、シュートのしかたなど、ひとつひとつトレーニングして身につけなければ試合運びはうまくなりませんよね。

国語の勉強も同じで、記述力・表現力を身につけるためには、長い文章を書こうとする前に、まずは短い文章をたくさん書く練習をこなす必要があるわけです。

わたしが指導している方法ですが、授業で扱った文章の中から選んだ語句の意味を調べてもらい、その語句を使って短文作成をしてくる宿題を出しています。
その宿題に添削をして返します。
これは単純な語彙の確認ではなく、文章の中で使われていた表現として、実感をともなった語彙力を身につける良い方法です。
まず、内容をほめて良いところを伸ばしていくことが第一です。
文章を書くことに対する抵抗感が書こうとしない理由の最たるものです。
ですから、まず書くことに自信をつけてもらうことが大事です。
その後、「てにをは」を直したり、主語がない文章は主語を書くように指導したり、より長い文章を書くために接続詞を使うように伝えたりします。
このように指導すると、子どもたちの中には、自分で文章を考えて書くことに楽しみを見つけ、ページいっぱいに文章を書いてくる子もいます。
このような短文作成のトレーニングをしておくと、いざ作文、意見文、記述問題を書こうというとき、白紙で提出することは、ほぼなくなるのです。

4.模範解答を見る

文章読解に取り組むときは、必ず時間をはかって行ってください。
時間内に初見の長文を読むことが、国語のテストに設けられたハードルです。
制限時間の中で、どれだけ自分が成果を出せるのかを肌感覚で覚えましょう。

書いた答案は、模範解答・解説と比較して、時間内に模範解答に近づくためには、あとどれだけのプロセスが必要だったかを検証しましょう。
この方法は、設問で何をどう答えればいいかという出題の意図、要点をつかむことがねらいです。

また、繰り返しこの方法を行う中で、国語の設問の傾向をつかめるようになります。
頻出問題とは、どのような傾向の文章なのか、どのような文章や問題を難問と感じるのかも明確になってくることでしょう。

しかし、子ども一人で模範解答を見て、解説を読み込むことができれば良いですが、なかなかそれは難しいでしょう。
できれば保護者が模範解答を見て、答案との相違点を伝えてあげて、どうすれば模範解答に近づくのかをコミュニケーションを通して教えてあげるのが良いでしょう。

このやり取りがコミュニケーション力をはぐくみます。
国語という科目は設問に応じた解答が答えられるかというコミュニケーション力が問われているわけですから一石二鳥の方法と言えます。
しかし、保護者が関わるのにも限界があるかもしれません。

やはり、結局、このようなコミュニケーションを通じて、根気よく解き方を調整する必要がある国語という科目は、プロに任せるのも妥当な選択肢でしょう。

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