国語ができるようになる!中学受験勉強法1

本を読む小学生

国語が苦手な人の特徴

そもそも、国語というのは「他教科に比べて得体の知れない科目」というイメージを一般には持たれていないでしょうか。
国語が苦手という子どもたちについて国語科の塾講師はどんなイメージを持っているのか。
また、苦手な子に対して、どのような対応をすればよいのかをお伝えします。

1.文章の主題がわからない

国語ができる子とできない子の違いは、文章の話題・主題を読み取ることができるかできないかです。

子どもたちにこんな指示をしてみます。
「今、読んだ文章がどんな内容だったか要点をまとめて話してみてください。」
できる子はすらすら内容を語り始めますが、できない子は言葉に詰まってしまい、黙ってしまいがちです。
これはトレーニング量の差が原因の一つと考えられます。日頃から文章の要点を一言でまとめる練習を積み重ねるとよいでしょう。

2.活字から内容をイメージができる力がない

国語が苦手な子どもは文脈理解力がなく、言葉を知らない(語彙力がない)とも感じています。
読解力というのは、結局活字から内容をイメージができる力だと思います。

以前、授業でこんなことがありました。
その日の文章は筆者の戦争体験をつづったものでした。
戦闘機が飛びかう空襲の場面です。
それを読んである子が「楽しそう」と言いました。
戦闘機が飛んで人々が、盛んに動く様子をとらえてのことでしょう。

しかし、これでは筆者の気持ちを読み取る設問には、正答できません。

文章は疑似体験をするものです。
文章を通して疑似体験するためには、文章の構成を理解する精読力そして、常識力が必要になってきます。

では、どのようにしたら、精読力そして、常識力がつくだろうと考えた場合、やはり、読書をすることだと思います。
好きなシリーズものを追いかけて読んでいくのももちろん読書好きになるために必要な大事な過程です。
ですが、本というのは、本来は自分の見方を広げてくれるものです。
なので、「男子でも、たまには女の子が主人公のものを読んでみたら?」とか「今とは違った時代の伝記を読んでみたらどう?」と読書の幅を広げるように、子どもたちにアドバイスするのもよいでしょう。

3.客観的思考力に乏しい

国語が苦手な子どもは、客観的思考力に乏しいと感じています。
主観的な見方だけで物事を判断する傾向があります。

正解ではない選択肢を、自分と同じ考えだからという理由で選んでしまいがちです。
筆者や登場人物がどう考えているか、どう感じているかという客観的な視点を持たなければ、国語の成績が伸びることはありません。
客観的な視点を持つためのアドバイスとして「名監督になって、文章を読んでみよう」と子どもたちに伝えることがあります。
全体を見渡す視点を持ちながら、文章に接することが重要だからです。

4.大人力があるかないか

国語力のある子とない子の違いは何か一言で言うと、大人力があるかないかということです。

その子どもが、どれだけ大人の目線や考え方を取り入れるのかを測るのが、国語という科目ではないでしょうか。
難問や頻出問題に関係なく、国語の設問とは結局、普段の生活で人の話をちゃんと聞けているか。

人に質問された場合、相手に伝わりやすいように答えられているか。
このようなコミュニケーションの力、つまり、大人の社会でも一番必要とされるような力が試されているのが国語なのだと思います。

日ごろ、子どもたちと話しているときも、例えば「転入生と仲良くなれたとき、どんな気持ちになったの?」
「金メダリストがかっこいいと思ったなら、なぜそう感じたの?」ということを質問してみます。

こういう「どのような」「なぜ」といった具体・理由を説明する小さな会話の積み重ねの中で、子どもたちのコミュニケーションの力ははぐくまれるのだと実感しています。

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