まずは偏差値を調べてから志望する高校を決めよう!

ガッツポーズをする中学生

偏差値を知るもの受験を制す

偏差値っていったい何なのでしょうか。

何で偏差値なんて必要なの?
テストの得点の方がわかりやすくない?
偏差値の見方がわからない!

こんな人は、ぜひこれから説明する偏差値の仕組みを知って、志望校選びに役立ててください。

1.そもそも偏差値ってなに?

偏差値とは、テストを受けた人全体の中で、自分がどれくらいできたのかを知るための目安です。

具体的には、テストの成績を実際の得点とは別に「50」を平均値として良い悪いを計る目安です。
たとえば、偏差値が49なら平均よりテストが悪かった。
51ならテストが平均より良くできたということになります。

偏差値はテストの難易度にもよりますが、たいていは上~下で70~30程度の数値で表されます。

例として

偏差値70  テストの受験者全体の成績上位約2パーセントの人です。
偏差値30  テストの受験者全体の中で成績が下から約2パーセントの人です。
偏差値60  成績上位約16パーセントに入る人です。
受験者が100人いたら16番目くらいの成績です。
偏差値40  成績下位16パーセントに入る人です。
100人中の84番目くらいの成績ということです。

なぜ偏差値のような数値が必要なのか。

テストには点数があるから他の点数は不要ではないかと思う人もいるでしょう。

実は、テストの得点だけでは成績のでき具合や変化はしっかりとは判断できないのです。
たとえば、
Aさんが期末テストの英語で100点を取り、数学で60点を取ったとします。
得点だけ見ると、Aさんは英語が数学よりも得意な人のように見えますね。

しかし、実は英語のテストはとても簡単だったため、ほとんどの生徒が100点でした。
一方、数学で60点を取れた人はAさんだけだったとします。

するとAさんは英語は人並みですが、数学がとてもずば抜けてできる生徒だというこということになります。
このように単に得点だけ見ていては実力はわからないのです。

同じテストを受けた全員と比較してどれだけできたかがわからなければ成績のいい悪いはわかりません。
テストを受けた全員と得点を比較した数値が偏差値なのです。

では続いて応用問題です。
Bさんは1学期の国語のテストで50点でした。

しかし、夏休みによく勉強した結果、2学期の国語のテストは80点を取りました。
30点も得点がアップしたので、国語ができるようになったわけです。

めでたしめでたしと言えるでしょうか。

おわかりだと思いますが、もし1学期のテストの平均点が40点で、2学期の平均点が80点だとしたらBさんは成績が落ちてしまっていることになります。
テストを受けた他の人たちが、1学期から2学期の間に国語の勉強をBさんよりももっとしていたことになります。

このように得点だけでは成績の変化も判断は難しいのです。

偏差値は得点ではなく受験者の平均を目安に出される数値ですから、以前の成績と比較して学力の変化を見ることができるのも特徴なのです。

2.偏差値と自分の成績をどうやって比較したらいいか

偏差値はテストの成績を「50」を平均値として良い悪いを計る目安と説明しました。

このように当統一された基準をもうけることで、自分がどの科目が得意でどの科目が苦手なのかを数値化して比較することができるという点がメリットになります。
皆さんもなんとなく自分の得意教科、苦手教科はわかっていると思います。

しかし、得点だけでは、テストの難易度の違いから科目間で点数的に良いか悪いのかを比較することは難しいことは前に述べたとおりです。
偏差値は、科目が違っても同じ目安で比較するので基準を持って科目ごとの到達度を測れます。

たとえば、科目ごとの偏差値の違いを踏まえ、勉強時間を教科ごとに変えてみることも効率アップにつながるでしょう。
仮に5月の偏差値が英語50・数学40・国語45だとしたら、これから1週間の勉強時間の配分を英:数:国で2:5:3にしてみる。

弱い数学に多くの時間を割く、といことです。
4ヶ月後、9月の偏差値が英語55数学45国語45に変わっていれば、今度は英:数:国1:5:4に変更してみる。
英語が比較的よいので、配分を減らしたというわけです。

このように偏差値という基準値があることで「定量的」といって誰がみても変化や効果がわかりやすくなります。
その数値をもとに別の数字を変化させて効果を見ることも容易になります。

今回の場合、勉強時間の変化を偏差値と対応させてみました。
勉強時間にはつい自分の好きな教科から手をつけてしまいがちですが、時間に基準を設けることで意識的に科目ごとに切りかえて勉強時間を使う助けになるでしょう。

偏差値は誰が見てもわかりやすいと書きましたが、このメリットはとても大きいのです。

あなたの成績を他の人が理解しやすくなるのです。
学校や塾や家庭教師の先生、保護者、先輩、友達、他の人が見てもあなたの成績の様子が感覚でなく決まった指標で表されることによって指導やアドバイスが具体的にできるわけです。

受験生を教えたことがある先生なら、この時期に偏差値50ならA高校をねらっていけるだろうと以前教えた生徒の偏差値と比較してあなたに指導やアドバイスをすることも容易になるわけです。

学校別になぜ偏差値が違うのかと素ぼくに疑問を感じている人もいるでしょう。
これはその学校の受験者によって偏差値が決まっているのです。

入学試験の合格者がどれくらいの偏差値で不合格者がどれくらいの偏差値だったかというデータを集めて志望校の偏差値が出されています。
ですから、志望校の偏差値は定まった数値ではなく変化するものだと思ってください。

学力が高い人が受験するようになると学校の偏差値も上がる仕組みです。

3.まとめ

ここまで見てきたように偏差値は受験勉強をするうえでは目安として欠かせないものです。

偏差値は自分と他の受験者との距離感をはかるようなものです。

勉強は一人でするものですが、偏差値で見えてくるのは、志望校という目標に向けて走っているライバルたちの姿だと思ってこれからは見てください。
ただの数値ではなくその背後には同じように勉強しているライバルたちの存在があるのです。

偏差値と賢くつき合って合格という目標へ向けてかけ出しましょう。

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