
勝負の世界の小さな“友情(ライバル)”
出題作品
出題校
芝中学校、森村学園中等部
出題ページ
P84 山沢君の表情がほんの少しやわらかくなった
芝中学校、森村学園中等部 出題
あらすじ
将棋の世界で繰り広げられる様々な人間模様(もよう)を描いた7編の短編物語集です。
ポイント
「初めてのライバル」からの出題で、小学5年生の野崎翔太(のざきしょうた)が、4年生のときから通い始めた朝霞(あさか)こども将棋教室での話です。
翔太が小学2年生の山沢貴司(やまさわたかし)に負けたことで、将棋の魅力や奥深さを知り、猛練習をして再び山沢君に挑みます。
1時間半にも及ぶ長い対局の末に引き分けとなるも、切磋琢磨し合える“ライバル”と出会えたことで、翔太の気持ちは高まっていきます。
問題は表題の一文から、山沢君の気持ちを問うものでした。
最初は自分を下に見ていた翔太に“ライバル”と言われ、自分との対局で強くなろうとする翔太の姿に心を動かされたこと。
そして、互いに切磋琢磨していくことが自身の将棋向上につながると気付いた、ということをまとめます。
中学入試において本当に大切なのは、同じ志(こころざし)の仲間と、お互いに励まし合って競い合う“切磋琢磨”だと思います。
この機会でしか得られない“友情(ライバル)”を見つけてください。
執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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