わが子は受験生!塾講師が保護者にしてもらいたい4つのこと

受験生の保護者ができることって何!?

受験シーズンもいよいよ終盤です。
なかなか落ち着かず、ソワソワしているという保護者の方も多いのではないでしょうか。
ただ、結果を待つことしかできないことが、こんなにつらいのかと思われている方も多いですよね。

当然、お子さまご本人のプレッシャーはそれ以上です。
だからこそ受験に立ち向かっていくお子さまが勉強に専念できるように保護者の皆さんにはぜひサポートをお願いします。

これからお話することの多くは保護者だからこそできることばかりです。
これまで見てきた生徒たちの生の声、ホンネを元にまとめました。

1.模試の結果に細かく口出ししない
2.ご自身の時代の価値観を強要しない
3.1から10まで保護者が動かない
4.体調管理ふくめた生活の管理を

1.模試の結果に細かく口出ししない

いざ模試の結果が返ってくると、色々と口出ししてしまう保護者の方がとても多いです。

そもそも、早いうちから合格圏内の大学を目指す生徒はほとんどいませんよね。
ほぼ100%の生徒が「今の自分だと少し難しい大学」を志望校にしているでしょう。
そして、そのような大学は生半可な勉強で簡単に合格するところではありません。

逆に、早いうちから合格圏内という判定の学校をお子さまが志望していたらどうなるでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
きっと、勉強しなくなってしまいます。

厳し目の判定が出るからこそ、みんなその志望校を目指して頑張ることができるのです。
保護者の皆さんが受験生だった頃を思い出してみてください。
同じように頑張っていたのではないでしょうか。
今はD判定、E判定だけれど、一生懸命に勉強してあこがれの志望校に合格しようと努力していたことでしょう。

実は、模試の結果について保護者に口出しされることで、大変傷ついているお子さまが多くいます。
自分自身の課題は、お子さまが一番わかっています。
それを何とかしようと、合格に向けて努力しているんです。

心配のあまり口出ししてしまう親心もわかりますが、そんな時は言葉選びに少し気を使っていただけると受験生は傷つかず、勇気付けられて頑張れますよ。

×「こんな点数で合格するの?」

○「課題が見えたから、もっと頑張っていこうね!」

こんな心遣いをしてください。

2.ご自身の時代の価値観を強要しない

20年ほど前からセンター入試の私立大学導入が始まりました。
その頃利用できる私立大学は、まだほとんどなく、名前が通った大学ですと、法政大学・社会学部と立教大学・コミュニティ福祉学部しかありませんでした。

今では早稲田大学など500校以上の私立大学がセンター入試利用をしています。

また、全学部入試と呼ばれる明治大学や立教大学などが行う1回のテストで同じ大学の複数学部が併願できる方法が2000年代から増え始めました。

昔は学部ごとに個別に実施される一般入試しかなく、そこに向けて勉強をするしかなかったのです。

しかし、今は違います。

詳しい話はここでは省きますが、多彩な入試方式が現在はあります。
ですから、どこにターゲットをしぼるのか。
どのような計画で勉強をしていくのか、かつてとはまったく異なります。

それだけではありません。

学校の授業も、それこそ高校によって全然違います。
入試対策の授業を積極的に取り入れているところもあれば、学校の勉強は入試勉強とは別物と教科書の単元を進める授業の学校もあります。

受験生にとっては、学校の勉強よりも、その時期により優先して勉強すべき自分の入試の克服課題もあるでしょう。

また大学のレベルや人気も随分保護者の時代と変化しています。
保護者が受験生だった頃の物差しでものを言っても、受験生には響きません。
むしろ、逆効果になってしまうことすらあるのです。

大学を受験するのは高校三年生(もしくは高卒生)のお子さま本人です。
保護者が口出しするのではなく、本人に任せましょう。
お子さまを尊重してあげることが、合格への近道です。

3.最初から最後まで保護者が動かない

受験指導をしていて、ここ数年の変化で特に痛感することは保護者が世話をしすぎることです。

もちろん色々と協力的であることはありがたいのですが。

例えば、出願です。
保護者の皆さんが受験生の頃を思い出してください。
願書はご自分で書きませんでしたか。

全て自分で取り寄せて、記入して、後はお金を払うだけ、という段階で親に頭を下げて受験料をもらい、自分で銀行に振込みに行くものでした。

それが正しいと言うつもりもないですが、受験するのはお子さま本人です。
ひとつの大学を受験するのにどのくらいの費用がかかるのか、全部受験することでどのくらいの額になったのか、身を持って知っておくべきだと思います。

自分が大学受験をできることが、どれだけ恵まれているのか、わかるかわからないかでも、勉強に対する姿勢も変わってくるでしょう。

今の保護者はなにもかもやってしまう人が多い気がします。
受験生本人は勉強で忙しいのかも知れませんが、できるところはどんどんやらせてください。

出願校選びも保護者が行っているというご家庭が今は増えてきています。
進学して大学に行くのはお子さまです。
保護者が通うわけではありませんよ。

本人の理解を得た上で出願するのであればまだ構いませんが、全て保護者が決めてやってしまうのだけは避けましょう。

余談ですが、保護者がすべての出願スケジュールを決めていたために、受験当日に受験すること自体を忘れて会場に行かなかった受験生を何名も知っています。
これでは本末転倒、何のための受験勉強だったのでしょうか。

こうはならないためにも、保護者は心がけて、受験生自身が動くようにしてください。

4.体調管理ふくめた生活の管理を

受験日当日にインフルエンザになってしまったら、後で悔やんでも悔やみ切れないでしょう。
インフルエンザまでいかなくとも、コンディションが良くないままで受験に臨んでも、結果は厳しいです。

夜遅くまで勉強している姿を見たりすると、ついつい「頑張って!」なんて声を掛けたくなるものかもしれませんが、そういう時にこそ、ブレーキを掛けてあげられるのも保護者の役目です。

受験は長く苦しい戦いです。
そんな中、自分の力をしっかりと出し切ることができるように、受験生がご家庭にいる保護者の皆さんには、今のうちから自主性を育むような取り組みをしつつ、後方からサポートできるような心づもりでいてください。

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