中学入試 国語 出題作品紹介 「今、ここ」から考える社会学 好井裕明

スマホから見える“社会学”

出題作品


書名:「今、ここ」から考える社会学(ちくまプリマー新書)
著者:好井 裕明
刊行日:2017/1/5

出題校

逗子開成中学校、大妻嵐山中学校、帝京大学中学校

出題ページ

P85 あなた自身がスマホからいったん距離をとって、日常を生きている自分の姿を考え直すことが第一なのです。
帝京大学中学校 出題

あらすじ

“社会学”をテーマに様々な観点から“他者”と“自分”を考えていくことの大切さを述べた論説文です。

ポイント

「スマートフォン(スマホ)から離れて自分の姿を考え直すこと」がなぜ“情報への耐性”を養う試みになるのかを記述させる問題が出題されました。

スマホに依存してしまっている現代人に対し、筆者は次のことを提案しています。

スマホをオフにして、読書など別の行動をとることで、“リテラシー” (情報を選択し正しく活用する能力)を磨くこと。
今までの経験から得た知識をもとに、様々なことを考える余裕をもつこと。

これらが記述のまとめポイントとなります。

スマホは一瞬にして社会をのぞいたり、 つないだりできる、とても便利な道具です。
一方で、スマホに依存しすぎている社会を映し出す道具でもあり、まさにスマホから現代の“社会学”が学べると言えるでしょう。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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