こんにちは。関内校チューターのうっちーです。
今回は同じ関内校チューターのそめこさんに、「大学授業再開後の授業や研究室での変化」についてお聞きしたいと思います。
こんにちは。関内校チューターのそめこです。
私が通っている大学は、コロナの影響で大学の授業はすべてオンラインになっています。私たち研究室はコロナの影響を大きく受けているので、今回はこの状況をみなさんに共有できたらと思います。
そめこさんは、大学では何を勉強していますか?
私は研究室で場づくり(コミュニケーション・空間デザイン)を専攻しています。「フィールドワーク」という手法を用いて、日常をつぶさに観察することで、あたりまえだと思われているものごとについて考え直したりしています。
「フィールドワーク」とはなんですか?
フィールドワークは、様々ある調査方法のひとつで、「実際に現場に出かけて観察をし、人の話を聞くことで、その現場やそこで起きていることを理解しようとする」方法です。
たとえば、まちに出掛けているとき、そこの風景を注意深く観察し、写真撮ったり、スケッチを描いたりするとで、ただ歩くだけでは気づかないようなまちの特徴に気づき、そのまちのことをより理解することができます。また、そこの住民のかたにお話を聞くことで、観察するだけではわからなかったそのまちの歴史や文化をより深く知ることができるかもしれません。これがフィールドワークです。
どんなときに、「フィールドワーク」をするのですか?
ひとつのテーマを理解しようとするときに、フィールドワークという方法は有効です。たとえば「ディズニーから帰る人たちは、いつどのタイミングでカチューシャを外すのか!?」を知りたいときは、ディズニー帰りの人たちを、お帰りゲートから舞浜駅、東京駅まで観察すれば、実は見えてくるのです。もしくは突撃でインタビューをすることもできますね。
フィールドワークは「現場に行くこと」や「人の話を聞くこと」が大切なのですね。それではコロナの影響を大きく受けそうですね。今はどんなふうに研究を進めていますか?
まさにそれを模索しているところです。家で出来るフィールドワークや、オンラインでのインタビューなどに挑戦しています。私もラジオプラットフォームで対談をする企画をしていますが、顔の見えないなかで企画を説明する難しさをかみしめています。こんなふうに行かずとも、会わずとも工夫をしながら研究を進めていますね。難しいけど、おもしろい取り組みでわくわくしています。毎年展覧会を開催するのですが、今年はどんなかたちで開催しようかと考えています。興味のある方はぜひいろいろ調べてみてくださいね!
研究の進め方にもこんなに大きな影響がでているのですね!そめこさん、本日はありがとうございました!
うっちーさんもありがとうございました!