地球はどうやってできたか?(?くん )

地球

宇宙はビックバンではじまり、今でもどんどん広がっています。(「ビックバンが起きる前の宇宙は、どうなっていたのですか?」をみてみよう) 宇宙が真空状態(物質がなにもない状態)であるということは、すでに知っている人も多いでしょう。しかし実際には、星と星の間に何もないわけではなく星間ガス(おもに水素とヘリウムといった原子) とよばれる小さなつぶがただよっています。
このガスにはこい場所とうすい場所とがあり、特にこい場所ではガスのつぶがたがいに引き合って大きなかたまりになっていきます。このガスのかたまりは回転しているので、円盤のように横に広がった形になります。
そして、ガスのこい中心部分の温度が高くなると、やがて星が誕生します。

太陽も同じようにして生まれましたが、そのまわりにはまだガスが残っていました。
その残りのガスの中でも小さなつぶがくっつきあって、かたまり(微惑星といいます)ができます。そしてこの微惑星どうしがおたがいの引力により合体したり衝突することで地球も生まれました。約46億年前にできた地球の空気は、水蒸気と二酸化炭素がほとんどです。
地上には、微惑星がどんどん落ちていましたが、その衝突エネルギーが熱にかわり、表面は「マグマの海」になりました。やがて微惑星の衝突がおさまると、地球全体の温度も下がり、空気中の水蒸気は雨となって降り出しました。

このようにして「生命の源」である海ができたわけです。

国立科学博物館のホームページの右上にある 検索らんで「原始惑星系円盤」と入力して検索してみよう。惑星ができるようすを確かめることができます。

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