人は、なぜ太るのですか?(Qゼミ男くん)

ダイエット

太っているかどうかは、しぼうの割合できまります。
しぼうが体重の20%よりもすくないぐらいがふつうですが、 これが男性で25%、女性で30%をこえるとひまん(太りすぎのこと)とされます。 ですから体重が重くてもしぼうが少なければひまんではありませんし、体が細くてもしぼうの割合が高ければ、ひまんということになります。

さて、ではどうして、人は太るのでしょうか?
人は、食べものから取った栄養をもとにして生きています。 そのとき、体に必要な分だけ食べていれば、体重が増えることはけっしてありません。 栄養のエネルギー量をあらわす単位であるカロリーということばをつかうと、 体が使うカロリー分と同じだけのカロリーを取っているかぎりは太らないということになります。 ひまんの原因として、運動不足とカロリーの取りすぎがあげられます。 運動が不足すると、使うカロリーがへるだけではなく、しぼうができやすい体質になります。 食べすぎると、とうぜん取るカロリーが多くなりますが、食べものの好みが変わってきたことも原因にあげられます。 油が多い食べものやスナックにはしぼうが多いので、ほかの食品にくらべてカロリーの取りすぎになりやすいわけです。 また、最近の研究によると、太りやすい体質というのがあるそうです。 そして、そうした体質は遺伝子(体をつくる設計図のようなものです)できまるということです。 「ひまん遺伝子」というのがあって、この遺伝子の状態によってしぼうがたまりやすくなります。 そして、日本人の場合、100人に35人の割合で遺伝子が太りやすい状態になっているそうです。

太りすぎると、いろいろな病気にかかりやすくなります。
ですから、体質にも原因があることに注意して、ふだんから運動や食事に気をつけると、適切な体重をたもつことができますね。

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