県立中等教育の適性検査とは?

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こんにちは、国大Qゼミの久野康晴です。

今回から、公立中高一貫校の適性検査の内容に入っていきます。
2週間に1回程度、少しずつ更新していきますが、貴重な情報もありますので、お見逃しのないようお願いします。

県立相模原・平塚中等教育学校の選考資料は、下記の4つです。

① 調査書
② 適性検査Ⅰ
③ 適性検査Ⅱ
④ グループ活動

選考の比率は、①:②:③:④=1:3:3:2とされています。

適性検査が300点満点ですので、各選考資料の満点をと考えれば、分かりやすいでしょう。

① 100点
② 300点
③ 300点
④ 200点

調査書は小6の成績のみ、各科目1~3の3段階で得点化されます。
どのような計算方法で100点換算されるかは公表されていません。
ちなみに、市立南は計算方法まで公表されています。

適性検査は、ⅠⅡ両方とも大問3問ずつです。
平成25年度の問題は、市立南を意識してかどうかは分かりませんが、難易度が上がりました。
検査時間は各45分ですが、実際に問題を見てもらうと分かりますが、時間内に問題を解き切ることは困難です。

一昨年までは作文がありましたが、廃止になりました。
その代わり、適性検査で記述問題が出題されるようになりました。
昨年は60~90字の記述が1問のみでしたが、今年から2問に増えました。
字数も60字以内のものに加え、100~150字のものが出題されました。

問題はこちら
神奈川県ホームページ 神奈川県立中等教育学校入学者決定検査問題より

今年の適性検査の開示得点調査で、適性検査のみでの合格目安ラインはⅠⅡ合わせ600点中、相模原で240点、平塚で200点程度と考えられます。
(実際には調査書とグループ活動の得点があるので、あくまで目安とお考え下さい。)

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