神奈川県立中等教育学校の過去問を研究しよう!平成28年度 【適性検査Ⅰ】

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神奈川県立中等教育学校・平成28年度・適性検査Ⅰ・問題3(1)(2)

こんにちは、Qゼミの川野です。
割合計算は時間との戦いになります。
しっかり勉強している皆さんなら、計算式そのものは正しい式をすぐに組み立てられるはずです。
どういう順番で解くか、どこまで計算するかなど、落ち着いて状況を確認して無駄な作業を行わないよう気をつけてください。

問題はこちら

神奈川県立中等教育学校入学者決定検査問題ホームページ平成28年度・適性検査Ⅰ

解答と解説はこちらから!
<解答>
問題3(1)490362
問題3(2)アメリカ:48%、イギリス:38%、ドイツ:6%、その他:8%
※実際の解答はこの4つを円グラフにまとめて答えます

<解説>
問題3(1)複数の資料を「同時に考える」問題です。
2つの資料は「どの港から輸出されたか」「どの国が受け取ったか」という違いはあるものの、どちらも共通して輸出を示した表になっています。
このことは資料のタイトルからも読み取れます。
資料1、2ともに表の輸出額に注目しましょう。
一つ一つの項目が違っていても輸出総額は変わらないので、それぞれの表の合計金額は変わりません。
資料2に示された輸出総額492584円から資料1に示された2178円、44円を引けば答えが求められます。
余談ですが、1900年ごろは今とは物価が異なるので輸出金額も大きく異なります。品物にもよるのですが、当時のお米を例とすると、その値段は今の4000分の1以下でした。
そのため大阪からの輸出額:44円も今の価値とは大きく異なります。
問題3(2)割合の計算とグラフの書き方に関する問題です。
ポイントはたくさんありますが「どこを四捨五入するか」「何項目求めるか」をはっきりさせてから解きましょう。
やる必要がない計算を行い、大きなタイムロスをすることだけは絶対に避けてください。
今回は空欄として表示されているカナダかアメリカのどちらか一つを計算すればもう一つは簡単に計算できます(合計が100%になるため)。
また、その他の部分については合計してから四捨五入してください。
合計する前にそれぞれを四捨五入すると誤差が生じますのでこの辺りもポイントになります。

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