第144回[東京学芸大学]現在の授業の様子

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こんにちは!関内校の新人チューターの笹田です。

今回、関内校の種村さんに、「大学再開後に特に変わったこと」を中心にお聞きしたいと思います。

種村さんが通っていらっしゃる東京学芸大学はどんな大学ですか?

私の通っている東京学芸大学には教育学部しかありません。しかし、教育学部の中に様々な専修・コースがあります。
各教科の専攻はもちろん、カウンセリングや情報教育、表現教育など、学校の外から支えるためにどうするかを学んでいる人もいます。

私は情報教育について主に学んでいます。
教育学部なので、教員や教育関係の職業を目指している人が多いのが特徴です。大学キャンパスには子どもたちがたくさんいて遊んでいますよ!

大学ではどんな授業がありますか?

全員、教育についての授業が必須で入っています。

今受けている授業の中で特徴的なのは、「授業におけるICT活用」という授業です。
2020年、政府は小中学校の全生徒にタブレット端末が行き渡るように環境を整備しようとしています。
タブレット端末を含めたICT機器(情報機器)を活用して、授業をどのように行えば効果的なのかについて考えます。

今考えている授業の一部を紹介します。

小学校4年生の時に三角定規を使って角度を作ったことは覚えているでしょうか。その授業です。
この授業で学習支援アプリを使うと、生徒の理解状況を先生はリアルタイムで確認することが出来ます。
普段手を挙げて発言することが難しい生徒もどんな考えをしているのか把握でき、クラスの中で意見交換がしやすくなるのではないかと考えています。

今年、大学の変則授業が始まって、授業が今までと、どう変わりましたか?

先ほど紹介した「授業におけるICT活用」という授業は自分たちでICT機器を活用して模擬授業を行います。
本当は対面で模擬授業をしたいところですが、大学は今、遠隔の授業になっています。そのため、オンラインでグループワークや模擬授業を行っています。

遠隔授業になって大変なことはありますか?

生徒同士のコミュニケーションはもちろん、先生と生徒同士のコミュニケーションも取りづらいというところが大変だと思っています。
「小学校におけるプログラミング教育」という授業では、授業を受講している人全員が簡単なプログラミングで操作できる機械「micro.bit」を買い、実際に自分が操作しました。
周りの気温がある一定以上だったらmicro.bitのLEDライトを点滅させるということも簡単にできるんですよ!

簡単と言いましたが、初めてのことが多いので途中上手くいかないことや疑問点が生じます。
普段ならわからないところを隣に座っている友達にこっそり聞いたり、表情で先生がくみ取ってくださったりしますが、遠隔授業になるとそれが難しくなります。
同じ空間にいることの大切さを改めて感じました。

日頃の生活が変わり、授業や課題へのモチベーションが上がらないとき、どう気分転換をしていますか?

音楽を聴いて気分UPしてみたり、一度忘れて寝てみたりしています。毎日課題の山なので大変です…。

大学へ通えるようになったら、どんなことをしたいですか?

友達と大学終わりにカフェに行きたいです!

ありがとうございました。

こちらこそ!コロナウイルスが流行している現在は、例年とは異なっていることが多いですが、少しでも大学のイメージが沸いていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。

東京学芸大学 公式サイト https://www.u-gakugei.ac.jp/

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