勉強の秋におすすめの大逆転学習法 (日本史&世界史編)

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 橋本 

こんにちは。横須賀中央校講師の橋本です。

今回も前回の英語編に引き続き、「勉強の秋」に何をしていけばよいのか、横須賀中央校大学受験コース・個別学習コース担当の中村さんにお話を伺ってまいります。

中村さん、よろしくお願いいたします。

 中村 

よろしくお願いいたします。

 橋本 

今回は、横須賀中央校でも毎年多い「日本史・世界史」の苦手な受験生が秋から勉強を始めるためには何をすればよいのか教えてください。日本史・世界史は毎年苦労する生徒が多いですよね。

 中村 

そうですね。まず、日本史・世界史双方に言えることですが、いわゆる「一問一答」をとりあえずやる人が多いように思いますが、一問一答は、「これはおさえていないといけない」という基礎的な物から、重箱の隅をつつくような難易度が高いマニアックな人物名や出来事などが同じページ内に混在しています。「星が何個の用語は後回しにして、とりあえずこれを覚えよう!」と思って、学習を進めていくと思うのですが、まずもって、それを考える時間がもったいないですよね。

ただし、それこそ映像授業だけ受講したり、参考書だけを読んだりするだけだと、なんとなくわかった気にはなります。しかし、アウトプットとして問題演習をこなしていかないと、定着はしません。そこで、このような学習計画をいつも提案しています。

(1) 政治・経済・社会の流れをつかむための説明メインの参考書を読んで、流れを抑える
(2) 読んだ参考書の時代・地域・テーマに合わせた範囲の問題集をやる

 橋本 

なるほど。順番についてはよくわかりました。
それでは、それぞれの順番において、どのような参考書をやればよいのかを教えてください。

 中村 

日本史だったらこれらの参考書を組み合わせて使うのをおすすめしています。

■日本史の説明メインの参考書:ここから1冊
・『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』
・『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズ
※場合によっては、学習漫画『日本の歴史』シリーズもいいかもしれません。

■日本史の問題演習系の参考書:ここから1冊
・『日本史2レベル定着トレーニング』
・『30日完成スピードマスター日本史問題集』

※上記どちらか1冊にプラスして『30日完成スピードマスター日本文化史問題集』をやるとよいでしょう。

 中村 

また、世界史だったら下記の組み合わせがよいでしょう。

■世界史の説明メインの参考書:ここから1冊
・『教科書よりやさしい世界史』
・『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
・『パノラマ世界史』シリーズ
※場合によっては、学習漫画『世界の歴史』シリーズもいいかもしれません。

■世界史の問題演習系の参考書:ここから1冊
・『世界史マルチトレーニング』
・『30日完成スピードマスター世界史問題集』

これらを、しっかりとやりこめば、最低限受験で点数を取ることができると思います。
大体2日で1単元扱って、1日は新しい単元を進めて、2日目はその復習にあてる、というルーティンを作っていけるといいですね。

 橋本 

ありがとうございます。
実際に、今年横須賀中央校でもこちらを実践している生徒が何人もいますね。

 中村 

そうですね。
是非やりきって、結果が出ることを期待しています。そのために、校舎スタッフ一丸となって、受験生のサポートをしていきたいと思います。

 橋本 

そうですね。

2回にわたって中村さんに、秋からゼロの状態で受験をはじめる人向けにお話を伺いました。
これらを参考に是非受験までの残りの期間、ベストを尽くしてもらえたらと思います。

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