
現在の神奈川県の入試制度では「内申点」からは逃げられません。
では、成績を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。
情報のバージョンアップ。100点=「5」ではない
時々、
「定期テストで100点を取れば、成績は5になりますよね」
と生徒・保護者さまに聞かれます。10年、20年前ならばそうだったかもしれません。
しかし、100点を取るだけでは「3」にしかならない場合もあります。(本当です)
内申点は、学力には比例しません。生活態度の評価の側面も大きいからです。
・ノートやワークは丁寧な字で書き、締切までに提出している
・授業中は先生の目を見て話を聞いている
・分からない問題は、授業後にすぐに質問に行っている
・姿勢を正して座っている
・授業内に挙手と発表を積極的にしている
これらは、学力とはまったく関係がありません。ただの行動です。
しかし、「主体的に取り組む態度」としては重要な点ばかりです。
これを毎日・・・公立中学校の生徒はたいへんです。
しかし、社会の縮図として学校では「自分をどう見せ、アピールするか」の能力が試されています。
自分なりに頑張った。勉強したつもり。
自分を客観的に見る習慣をつけましょう。
一般的に、女子に内申点が高い生徒が多いのは
「自分がどう見えるか、どうしたら良く見えるか」
服装や髪型、似合う色や服、メイクと同列に成績の取り方があるからです。
たいていの場合、「自分なりに頑張った」は殆ど何もしていません。
周りの生徒が問題集を100ページ解いている間に自分は30ページ「も」やった。
それは、頑張っていますか。自問自答してください。
「勉強したつもりだったけれど、できなかった」
これも同じです。
苦手な科目で「5」を取る前提で勉強している生徒はどうでしょうか。
試験範囲のワーク・問題集は、最低4周やる。
1回目は苦手を探す。2回目は間違った問題を解けるようにする。3回目はミスをゼロにする。
4回目で、試験範囲のどの問題が出ても解けるようになる。
試験勉強をした、とは本来こういうことです。
今まで「勉強しているつもり」で止まっていた生徒は、少しやり方を変えるだけで
「勉強した、できた」
に変えられます。
では、どこから手をつけたらいいか・・・Qゼミの先生に生徒面談で聞きましょう。
プロですから!