翻訳サービスの活用法

川崎校の様子

こんにちは、川崎校の佐藤です。

最近、英語のWritingに悩んでいる生徒さんが多いようで、チューターに添削をお願いする人が増えています。
確かに、ReadingやListeningにくらべて正解という正解は確認できず、「解答例」しか見ることができないWritingでは、自分で正誤判断をすることは難しいですよね。
にもかかわらず、英検ではWritingにおける点数の比重が軽くはなく、受験に英検を必要とする人には大きな課題となっていると思います。

英作文において課題となってくる点はいくつかありますが、そのうちのひとつは「文法」ではないでしょうか。
自分が表現したい内容に即して、適切な表現を使えているのかということは最重要です。
なかでも英語特有の単数複数の区別や一般動詞の変化、時制や語順などを間違える人は多いのではないでしょうか。

もちろん、チューターや個別指導の先生にお願いをして添削を頼めば、こういった基本的な文法についての訂正はしてもらえます。
しかし、それだけでは足りない!もっとたくさん練習して見てほしい!もっと高度な文章を書きたい!という人もいるでしょう。

そんな皆さんにおすすめなのがAIによる自動翻訳サービスです。

DeepL 翻訳ツール https://www.deepl.com/ja/translator

みなさんは「DeepL」というサービスをご存じですか?
これは、ディープラーニングという技術を利用した言語向けの人工知能サービスです。
文章を入力するだけで日本語から英語をはじめとしたさまざまな言語に翻訳してくれます。

このサービスの最も特徴的な点のひとつは、その翻訳精度です。
よくあるインターネット上の翻訳サービスを利用して、変な日本語になった経験はありませんか?
DeepLなら、そんなことはほとんどありません。
研究者の間でも、外国語論文を読むために使われているほどです。

では自分の英語力を伸ばすためには、こういったサービスをどう活用すればいいのでしょうか?

① 自分の書いた英文が変になっていないかを確認するために使う

例えば、実際に英検などの英作文をしてみて、それを入力し英語に翻訳してもらいましょう。自分の思い浮かべた日本語が出力されるでしょうか?もしされていれば、あなたの英作文はある程度の完成度があるということです。

② 読んだ長文の内容が自分の思っていた内容と同じか確認する

全文和訳のない英文では、自分の解釈が正解であるかどうか確かめるすべがありません。そんなとき、DeepLに気になる英文を入力すれば和訳が表示され、自分の中で正しく理解できていたかどうかを確かめることができます。

このように、翻訳サービスは「ズル」をするためのものではなく、使いようによっては学習の大きな助力となります。
最新技術に手軽に触れることができるからこそ、より良い活用法を考え、日々の学習に役立てることが重要です。

もちろん、翻訳サービスだけでは解決できない点もたくさんあります。
それは英作文の内容面や文章の構成であったり、他のより良い表現であったりとさまざまです。
そんなときは、我々チューターや個別講師に気軽に質問しにきてくださいね。

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