大学受験生を抱えたご家庭で考えてほしい2つのこと!

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今回は大学受験に臨むお子様を持つ親御さんにしてもらいたいことについて書かせてもらいます。
お子様との関係の取り方の参考にしてくだされば幸いです。

①1から10まで親御さんが動かない!

ここ数年、受験指導をしていて痛感すること、それは「親御さんが動きすぎる!」ということです。
もちろん色々と協力的であることはありがたいのですが…。
例えば、出願。
私が受験生の頃は、願書を自分で書くことは当たり前だと思っておりました。
全て自分で取り寄せて、記入して、後はお金を払うだけ、という段階で親に頭を下げて受験料をもらい、自分で銀行に振込みに行きました。
それが正義であるというつもりもないですが、受験するのは本人です。
そして、ひとつの大学を受験するのにどのくらいの費用が掛かるのか、全部受験することでどのくらいの額になったのか、身を持って知るべきです。
自分が受験できることがどれだけ恵まれているのかわかるかわからないかで、勉強に対する姿勢も変わってくるのではないでしょうか。

対して、現在の親御さんはなにもかもやってしまうような人が多い気がします。
受験生本人は勉強で忙しいのかも知れませんが、出来るところはどんどんやらせてみてはいかがでしょうか。

また、出願校の選定も親御さん主体の家が増えてきています。
進学するのはお子様ですし、その後学んでいくのもお子様です。
親御さんが通うわけではありません。
コンセンサスを取った上で出願するのであれば構いませんが、全て親御さんが決めるのは避けましょう。

余談ですが、親御さんが全て出願スケジュールを決めていたために、受験当日に忘れていて会場に行かなかったという受験生を何名か知っています。
本末転倒ですよね。
そうならないためにも、親御さんには努めて、「受験生自身が動く」ように動いていただければと思います。

②体調管理ふくめた生活の管理を!

この部分だけは、私どもの手が及ばない部分になります。
受験日当日にインフルエンザになってしまったら…悔やんでも悔やみ切れないですよね?
インフルエンザまでいかなくとも、コンディション不良のまま受験に臨んでも、結果は厳しいものになってしまうでしょう。
夜遅くまで勉強している姿を見たりすると、ついつい「頑張って!」なんて声を掛けたくなるものかもしれませんが、そういう時にブレーキを掛けてあげるのも親御さんの役目です。

ここからは余談ですが、第一志望大学の前日は、お子様の大好物をメニューにしてあげると非常に喜ばれると思います。
ただ、それが脂っこいものだったとしたら回避した方が良いかもしれません。

受験は長く苦しい戦いです。
そんな中、自分の力をしっかりと出し切ることが出来るように、小中学生のお子様を持つ親御さんには、今のうちから自主性を育むような取り組みをしつつ、後方からサポートできるよう心積もりをしていただけると助かります。

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