公開模試の正しい使い方

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こんにちは Qゼミの益田です。
今回は、公開模試の使い方についてお話をしていきます。
9月からは、本格的な志望校判定の公開模試が最低でも月に1回ペースで実施されていきます。
志望校の判定に一喜一憂する場面が多くなる時期でもあります。

ただし、この公開模試の結果に振り回されてしまうと、受験校に迷いが出てきてしまい、追い上げていくこれからの時期に大きな支障が出てしまいます。
ともすると、忘れがちになる以下の項目に目を通して結果をどう利用していくかの参考にしてください。

①判定の何%は、この模試での点数でのみ判定されます。
(過去の追跡調査で、この偏差値で合格している割合が判定の大きな要素になっています)
→今回の問題ができたかできないかでの判定のため、出題が 志望校の傾向にあっているかどうかみる必要があります。
模試によっては、同じ学校を志望している子の正答率まで出している模試があります。
志望している生徒の正答率が高いのに落とした問題は復習の最優先項目です。

②学校についている偏差値は、公開模試の種類によって異なります。
(模試によっては上下関係が逆転する場合もあります)
→偏差値50はその模試の平均を表します。その模試全体の受験者層がどのレベルかでつく偏差値も変わってきます。
ですから、偏差値が上がった下がったというよりはどの単元ができなかったか、同じ学校を志望している中で今どの位置にいるのかが大切です。

③判定の学校は、そのときの偏差値によって出ます。
(ということは、志望校を書くときに、同じ偏差値付近を並べてしまうと、同じ判定しか出ません)
→志望校を書くときは、偏差値のレベルを分けて記入することをおすすめします。
この位置にいるとこの学校は合格圏内で、この学校は難しい位置にいるというのが分かり、併願を組む際の参考になります。

あくまでも、入試本番が勝負です。
公開模試の結果に振り回されることなく、上手に利用して最後の追い込みに活かしてください。

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