「年」のことわざ

元気が出るブログ表紙

ことばの学校事務局の佐野です。

今年も残すところ一週間となりました。
受験生の皆さんは、年末年始とはいえ体調管理に十分にきをつけてくださいね。
さて、「年の瀬」ということで、「年」にまつわることわざ紹介しましょう。

石の上にも三年
亀の甲より年の劫(功)
桃栗三年柿八年

おなじみですよね。
え? 知らない?

そういう人は年が明ける前にもう一度ことわざ、勉強しましょう。
亀の年を鶴がうらやむ
どうですか? 
「鶴は千年亀は万年」を知っていれば推察できますね。
千年の寿命を持つ(ということになっている)鶴が、万年の寿命を持つ(ということになっている)亀に対して、「キー!くやしー!」とうらやんでいるわけですから、欲にはきりがないから、何でもほどほどにね、ということです。

最後にもう一つ
年寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
寒くなって、(他の植物がしおれても)松や柏(このてがしわ)がしぼんでいない(緑の葉をつけている)のが分かるということで、「つらさや厳しさがあってこそ人の真価が分かる」というような意味です。
ちょっと強引な気もしますが、松や柏の姿から人として生きる教訓をうみだしてしまう先人の考え方はやっぱり偉大なんだと、私は思います。

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