「暑さ」から生まれたことば。

元気が出るブログ表紙

ことばの学校 事務局の佐野です。
分かりきったことを書くな!といわれそうですが、毎日、暑いですね。
とにかく、暑い。
その日の最高気温が35度以上になる日を「猛暑日」と言いますね。
でもこれは、最近使われるようになったことばで、昔からあったわけではありません。
気象庁では、2007年から使用を開始したようです。
それまでは30度以上の「真夏日」だけで十分だったのに、日本の夏があまりに暑くなって、35度を超える地点や日が多くなったので「猛暑日」ということばが必要になったのでしょう。
そういえば「熱中症」ということばも、昔はあまり使われませんでした。
熱中症とは「熱けいれん」「熱疲労」「日射病」など、高温の環境での身体の障害をまとめていうことばです。
陽光の下で激しい運動などをして脱水状態になる「日射病」は昔、よく使われていました。
今では室内にいても倒れたり、病院に運ばれる人が増えてしまったので、もっと幅広い症状まで含む「熱中症」が一般的に使われるようになったのでしょう。
今年の夏に「猛暑日」は、あと何日くらいあるのでしょう。
あまりの暑さに「雨でも降ってくれ!」と思ってしまいますが、最近は「夕立」も変にパワーアップしてしまい、「ゲリラ豪雨」なんて呼ばれることもあります。
暑さにも、急な雨にもご注意を。

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