過去問の扱いについて

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Qゼミの山口です。
去年の今頃は、ちょうど夏期講習の過ごし方を書いていました。
ですので、今回はもう少し先の話・過去問についてお話したいと思います。

①過去問は9月からスタート!

状況により、多少前後しますが、基本的には夏期講習明けがよいでしょう。
夏期講習の狙いはそもそも「基礎の定着」「受験に向けての足場作り」です。
(主に前者のウェイトが大きいですが)
その後に、過去問に取り組むべきです。
初めは厳しい結果が待っていると思います。
が、同じ問題を1月にやってみると、解くスピードや正答率に大きな変化があるでしょう。
初めは厳しい結果でも、入試直前に7割得点できるよう頑張ってください。

②第1志望の学校は最低5~6年分は解く。

あくまでも「目安」ですのでこれが「望ましい」という言い方に留めておきます。
しかし実際に敵(問題傾向)を知るには、これくらい解かないと対策も分からないものです。
学校により、最大で10年分が掲載されている過去問もあります。
第一志望の学校は、掲載されている全ての年度を解くことが必要でしょう。

③満点を取るテストではなく、みんなが出来る問題を失点しないこと。

実際に合否の分かれ目になるのは「ケアレスミス」です。
みんなが出来ていたところで失点してしまうことが一番危険なことです。
満点を取るに越したことはありませんが、合格者最低点が巻末などに掲載してあるのであれば、その得点を意識して無理に満点を必要はありません。
主に、この3つを気をつけましょう。最後に、親御さんに向けて一言。
「お子さんに向けて、勉強しやすい環境をつくってあげてください。」
例えば、実際の入試に向けて雰囲気を作ってあげたり(実際の入試問題そっくりに体裁を整えるなど)、過去問に対して一喜一憂しないように。
(過去問はあくまで過去問に過ぎません。良かれ悪かれその問題はもうその学校では出ないのですから。また、本人も頑張った結果ですから心ない言葉をかけるのは)
皆さんの合格を祈っています。

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