なぜ安全校は必要か?

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こんにちは。
今年2月の中学受験では、Qゼミ生は大活躍でした。
中学受験コース在籍の生徒は私国立中学の合格率100%(全員がどこかに合格している状態)を達成しました。
ご家庭とQゼミとの二人三脚の賜物と思っています。
2月から3月にかけて、新小学6年生の個人面談を行いました。
入試まで1年を切りましたので、志望校や受験校を具体的にあげることを面談時に行っていきました。
受験指導の立場からすると、志望校が3、4校程度あがるとほっとします。

逆に志望校が1校ですとちょっと不安です。
四谷大塚発表の今年2月の首都圏平均合格率は下記の通りです。
数字から、何がわかるのでしょうか。
ここでの合格率とは、受験者の何%が合格したかの意味です。

2月1日受験校 合格率49%(倍率約2倍)
2月2日受験校 合格率44%
2月3日受験校 合格率33%(倍率約3倍)

数字から分かることは「後半の日程になるほど、合格を勝ち取ることが難しくなる」です。
Qゼミの受験指導のポイントは、受験期間中の受験生の精神状態を考慮し、「2月2日までに安全校を受験する」に尽きます。
大手学習塾では、合格実績(偏差値の高い学校に多く合格者を出すこと)を上げるために、2月1日から連続してチャレンジ校を受験させる傾向にあります。
その場合、不合格が続くと、2月3日以降では精神的にも追いつめられ、倍率が高いこともあり、安全校さえ不合格になることがあります。
可能ならば、比較的合格しやすい2月2日までに安全校を受けることをQゼミでは勧めています。

試験日が複数ある学校は、後半日程ほど偏差値が高く、倍率も上がる傾向にあります。
前半日程で不合格だと、後半日程での合格はないのでしょうか。
不合格が続いた場合は、精神的にも追いつめられ合格は難しいでしょう。
しかし、前半日程不合格後に、どこか合格を勝ち取っていれば別です。
もう進学できる学校があるのですから、精神的に安定し、余裕もでき、実力を出しきることができるからです。
よって、Qゼミでは+αの力を発揮して、後半日程で合格を勝ち取る生徒が多くいます。
第一志望校に手を届かせるためにも、安全校の受験は不可欠と言えるのです。

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