国語に関する世論調査から出題!

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こんにちは。
毎年恒例になっている「国語に関する世論調査」の結果が文化庁から発表されました。
新聞等で公表されていたので、ご覧になった方も少なくないと思います。

その中で思わず「え?」と思ってしまったのが標題の「失笑」でした。
突然ですが、問題です!

「失笑」とは、どういう意味でしょう。
A:こらえ切れず笑ってしまう
B:笑いも出ないくらいあきれる
どちらを選びましたか?
私は、迷わず「B」を選んでしまいました。
辞書を引いてみると・「おかしさをこらえることができず吹き出すこと。」(大辞林)
従って、正解はAです。

これまで、何の疑いもなく使ってきた言葉が全くの逆の意味だったことを知り、驚いてしまいました。
負け惜しみの言い訳にはなってしまいますが言葉は生き物のようなもので、時代と共に使われ方が変化していくということも、これまた事実。
一例を挙げると「とても」という副詞は、必ず打ち消しの表現と共に使う言葉で「とても出来ない」と用いるのが本来の正しい用法でした。
明治時代・末期あたりになると「とても面白い」という肯定の意味“でも”使われるようになったそうです。
言葉の使われ方の変化を辿っていくと「とても」面白い新たな発見をすることができるかもしれません。
もし、見つけたら教えて下さいね!
最後にもう1題。
「にやける」とはどういう意味でしょう。
A:なよなよとしている
B:薄笑いを浮かべている
正解はA。
分かりましたか?

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