読んでほしい本『学問のすすめ』

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タイトルの『学問のすすめ』とはもちろん言わずと知れた福沢諭吉著のベストセラーのことです。
明治初期に出版され、全17編で計300万部を売ったと言われています。
当時の日本の人口は3000万人くらいですから驚きです。
その『学問のすすめ』ですが、全編を読んだことがありますか?
みなさん、第1編の冒頭は授業で習って知っていると思います。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり」と言う部分です。

ここだけ見ると、「福沢諭吉は人間の平等を説いているんだ」なんて思ってしまいそうですね。
実際にそんな説明をしている先生も残念ながらいると思います。
しかし、その説明をしている人は恐らく『学問のすすめ』を読んでいないか、ものすごく読解力が無いかのどちらかです。
なぜなら、冒頭の部分はあくまでアメリカ独立宣言の引用であり、その後ろには逆説が続くからです。

福沢諭吉は『学問のすすめ』のタイトル通り「学問はなぜ必要なのか」「学問をするとはどういうことなのか」ということを古今東西さまざまな例を挙げながらを記しています。
明治初期に、これだけのことを考え、広めていた諭吉の見識には舌を巻くばかりです。
これからの時期、受験生は読書の時間を作るのは難しいかもしれませんが、息抜きの時や勉強に疲れて「何で勉強しなくちゃいけないの?」とふと思った時にぜひとも読んでみることをお勧めします。
(現代語訳で十分です!)
もしかしたら、あなたの未来を変える1冊になるかもしれませんよ!

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