国語はセンスではないのです。

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Qゼミの唐木です。
普段の授業では、小・中学生の国語の授業をしています。
今回は、国語の話です。
国語で扱うのは、もちろん日本語です。
生徒たちからは、こう言われたりもします。
「なんで、話せるのに日本語を勉強するの?」
「勉強しなくても、だいたいわかるよ」

また「私には、国語のセンスがないから無理」と言う生徒もいます。
本当にそうなのでしょうか?
国語の授業は、日本語のルールを学ぶものです。
もちろん、日本語は毎日たくさんの人に話され、書かれていて、ルールにまとめられない部分も少なくはないでしょう。
しかし国語の問題では、ルール化できない問題は出てこないのです!
問題はルールに従って示され、ルールに従った答えが用意されています。
では、その答えを導くために必要なことは何でしょうか。

『問題をしっかり読むこと』です。
もっと言えば『ルールに従って問題を読んで、答えのヒントを得ること』です。
例えば、なぜですか→理由を答える
棒先部1とありますが、→近くに答えがある
20字以内で→答えは15~20字で表せるなどです。
国語が得意な生徒は、問題文の読み方が得意なのです。
こういった『問題文のルール』は演習を積むことで身につけられます。

『センス』ではありません。
国語の授業は、日本語のルール、問題文のルールを学ぶところなのです。
普段使っている日本語、そして、国語の問題には、生徒たちの知らない多くのルールがあります。
授業中にはこんな声が聞こえます。
「なんだ、書いてあるじゃん」
国語のテストでは、問題文をしっかり読んで欲しいと思います。

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