倍数と約数

元気が出るブログ表紙

こんにちは。
Qゼミの松田です。
中学受験が終了すると同時に、新しい学年の授業が開始しました。
みんな新しいテキストをカバンにつめこんで、後ろにのけぞりそうになりながら(笑)元気に通っていることでしょう。
新5年生の算数では、第1回に倍数・公倍数

第2回に約数・公約数があります。
これらは今後に習う、様々な単元の「素」になる単元でしょう。
倍数を書き出す、約数を書き出しているうちは容易に理解できます。
2つの数の倍数や約数を書き出し、両方にある数は、公倍数・公約数。
これも大丈夫でしょう。

書き出した公倍数の中の一番小さいものは最小公倍数。
公約数の中の一番大きいものは最大公約数。
なるほど、これも大丈夫。
では、5秒で答えてみましょう。
(1)24と36の小さい方から3つめの公倍数は?(答え 216)
この程度の問題であれば、頭の中でパッと計算できなくては!

大きい方の数(36)を2倍、3倍・・・と計算する中で、
それが小さいほう(24)の倍数になったものが最小公倍数(72)
その3倍が答えになります。
つまり頭の中で次の計算をします。
36×2=72(最小公倍数)
72×3=216(3つ目の公倍数)
(2)24と36の最大公約数は?(答え 12)
これは、24と36が両方とも6の段の数なので、6の倍数である12という数が浮かぶかどうかです。
両方とも6で割れる。
じゃあ12で割れるかな?と考えてみるのです。
この類の問題では「連除法」という方法を習うので1つ1つ計算すれば求められます。
が、まずは暗算で答えを予測し連除法で確かめるという地道な努力を。
それが、数字の扱いが上手な小学生になる道です。
ぜひ実践してください!

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