日常生活と結びつく算数

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こんにちは。
Qゼミの上野です。
ある日の算数の授業のときに、売買損益に関する問題で、たまごの値段を求める問題がありました。
そのときに、ある1人の生徒が「2000円」と答えたのです。
この世の中に、2000円という値段のたまごも、きっと存在するのだとは思います。
(私は、そのようなたまごを食べたことはありませんが)ただし、あまり一般的ではありません。

このときに「おやっ?」と思えるかどうかの感覚は大切です。
他にも、家から学校までの距離が24000km
人の歩く速さが時速200kmなど、一般的に考えて、「おかしい」と思える珍解答の例は枚挙にいとまがありません。
おなじみの食塩水の問題においても「8%の食塩水と12%の食塩水を混ぜると20%の食塩水になる」という初歩的な間違いは、「おかしい」と感じて欲しいところなのです。
8%の食塩水の立場から考えると、濃い食塩水と混ざるので自分自身は濃くなる。
12%の食塩水の立場から考えると、うすい食塩水と混ざるので自分自身はうすくなる。

つまり、8%と12%の間のどこかで濃さは決まるのです。
(同じ量で混ぜればちょうど真ん中の10%)
どの科目も、それぞれ日常生活との接点があります。
日常生活での様々な感覚を養うことは、きっと学力アップにもつながるはずです。

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