先生への宿題

元気が出るブログ表紙

こんにちは。
夏期講習は毎日、朝から夜まで授業をしています。
そんなある日、小3の女の子から「弟が質問したいんだけど」との話でした。
弟は小1、すぐに答えられる質問だろう、と思い「いいよ、明日来るの?」と即答しました。
翌日、その弟くんは質問を書いたノートを持ってきました。
その質問とは「なんで にほんだけに げんしばくだんが おとされたのですか。」

以下、原爆についてのいくつかの質問がひらがなで書かれていました。
これは、いつも以上に本気で調べて答えないと!
さすがに即答できないので、答えは後日渡すことを約束しました。
先生への宿題です。

ネット辞典を調べればすぐに終わりそうですが、実は戦後、半世紀以上経っても新しい資料、新たな解釈の出てくる問題。
教科書を読み、ネットもいくつか調べ、昔広島・長崎の資料館で手に入れた資料をひっくり返して、なおかつ、それを小1の子にわかるように書き直すのですから
難関中学の問題を解くよりも、たいへんなことでした(苦笑)
子どもからの質問で改めて気づくのは、自分の知識が古くなっていたり、誤解して覚えていたり。
つねにアップデートが必要だなと感じる毎日です。
でも、このように調べる機会を与えてくれる子どもには、いつも感謝です。
で、冒頭の宿題ですが、このブログを書いている時点で、まだ終わっていません。
宿題提出の締切におびえる子どもの気持ちも、よくわかりました。

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