「トリチウム」

川崎校の様子

こんにちは。川崎校の大石です。

まず始めに質問をします。「トリチウム」とは何か簡単に説明できますか。
ニュースをよく見る人や理系の人であれば聞き覚えのある単語なのではないでしょうか。
一方でなかなかテレビやネットでニュースを見ない人であれば聞いたことがない人もいるでしょう。
しかし、「トリチウム」は知らなければならない単語の一つであると思います。
是非、最後まで読んでみて下さい。

「トリチウム」とは何か、調べれば、わかりやすい説明を見つけることができるでしょう。
長々と説明するのはふさわしくないと思うので一言でまとめると「水素の一種」ですかね。
少し身近な問題を含めて表せば「放射能を持つ水素」ですね。
短くしすぎて怒られてしまいそうですが、ここでとどめておきます。

なぜ、「トリチウム」を話題に挙げたかというと2023年春に「トリチウムを含む処理水を福島県沖で海洋放出する」というニュースがあるからです。
放射性物質である「トリチウム」を海洋放出するなんてありえない、と考える人がいると思いますが、よく考えましょう。
正しい知識を持って、詳細を確認すれば納得のできる判断ができます。
例えば、ニュースの見出しに「放射線物質のトリチウムを含む処理水を海洋放出」とあったとします。
これだけで判断して海洋放出した近海の風評被害につながることがあれば、何を根拠にしているのか理解できません。
詳細を確認すれば、安全性が理解できるはずです。
生活用水の中にもわずかながら「トリチウム」は含まれており、処理水の「トリチウム」の量は生活用水よりも少なくなっています。
それなのに危険なのでしょうか。興味があれば調べてみて下さい。

川崎校の様子

今回は「トリチウム」を話題に挙げましたが、ここで伝えたいことは「広い視野を持つこと」です。
少ないアプローチで情報を取り入れるよりも、広いアプローチで情報を取り入れて一つひとつ結びつける方が効果的です。
「トリチウム」の知識としては放射線物質であり、少ないながらも自然に生成することなどがあります。
放射線がどのくらいの量から危険なのか調べて正しい知識を身に付けましょう。
その知識をどう扱うかは個人の自由ですが正しく扱わなければなりません。

ニュースを見ることも勉強の方法です。
もちろん間違った情報もあるため、複数の情報源を照らし合わせる必要があります。
広い視野を持って主体的に知識を取り入れていきましょう。

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