個人面談あるある その1

いずみ中央校の様子

中学3年生は、受験校決定の進路面談。
中学1年生・2年生は、希望制の個人面談の時期になりました。

進学塾の場合、個人面談=学習コンサルだと思ってください。
こんなご質問・お悩みをよく相談されます。
解答も、参考にしてください。

勉強しているのに、成績が上がりません!?(特に中1)

中1の希望制面談で、もっとも多いご相談がこれです。
一番の理由は、(受験をしない)小学生の勉強と、中学生の勉強はまったく方向性が異なることです。

小学校では、”作業系”の宿題もよくあります。時間をかけてノートいっぱいに漢字練習をすると、頑張りましたと褒められる。手間暇をかけてノートをキレイにカラフルに書くと褒められる。
これらは、残念ながら中学生では”勉強”とは見做されません。ただの”作業”です。

中学生は「その作業を通じて、何ができるようになったか」が評価されます。
キレイなだけのノートはC評価なことも珍しくありません。
そのノートが「章末テスト・小テスト」「定期テスト」の結果につながっている、学習の軌跡が見えるとA評価になるのです。
平常点は、勉強=作業ではなく、結果につながるよう頭に知識と技術を入れること。
それが中学生の勉強です。

いずみ中央校の様子

いずみ中央校の様子

これも、中1あるあるです。勉強の仕方が分かりません!?

希望制面談で、よく聞かれるご相談です。
実はこれ、ただ勉強していないだけです。やる気スイッチが存在しないのと理由は同じです。
とくに中1の生徒は、まだ学習時間が足りていないだけのことが多いです。

たとえば、どうしても英語が苦手で・・・という場合。
学習指導要領の改訂で、今までとは比べ物にならない量の英単語や熟語が必修となりました。
定期テストの前に、一夜漬けで詰め込み学習をするのは不可能な量です。

どうしても英単語を覚えられなくて困っている、という場合ならば
・何度も書く
・繰り返し読む
・赤シートとマーカーを駆使!
・アナログに単語帳を作る
・トイレに貼る
・2段ベッドの天井に貼る
・ジッ○ロックに入れて、湯舟に漬かりながら見続ける・・・etc
いくつ実際にやってみましたか?
暗記法は他にもいくらでもあります。調べてみましたか?

自分のやり方はこれだ!という勉強の仕方は、逆説ですが「勉強しないと分からない」のです。
中学1年生には、試行錯誤の時間も必要です。
遠回りのようですが、その方が自分に最適化された勉強の仕方が最短で身に付きます。

(弥生台校の記事に続く)

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