2022 大学入試 合格者インタビュー

郭 晨怡さん 慶應義塾大学 合格

正答率は体感で5割、でも合格。

―――合格がわかった瞬間、教室中を飛び回ったって書いてあるけど本当?
はい。

―――それは自信がなかったから?
はい。本番での手応えが全然なくて、試験を受け終わった当日泣いちゃって、これはダメだなって半分以上あきらめていたんです。特にできなかったのが数学で、マーク式の3問中2問は完答できたんですが、1問は半分しか解けてなくて。
記述式も3問あって、こっちは全滅でした。
英語も自己採点では55%くらいしかできてなくて、もう…。

―――試験は日吉?
三田キャンパスです。三田から横浜までずっと悲しくて、帰り道、あまりよく覚えてないんですよ、放心状態で。気がついたら部屋にこもってたって感じです。
だから発表日、2月25日でしたけど、スマホの画面に「合格」って出てきたときは信じられなくて、飛び回ってしまいました。

―――合格した要因は何だと思いますか?
英語の記述問題の方が自分が思ったよりできていたのかも知れないし、あとおそらく小論文で救われたように思います。

―――模擬試験の偏差値はどうだったんですか?
1、2年生のときはずっと70~60後半でした。でも3年生になってからは周りが本格的に受験勉強を始めたので60後半から60前半まで下がりましたね。
ちなみにまだ先生たちには報告してないんですけど、昨日合格発表があって、横国の経済学部も受かりました。

―――おぉ、すごいね、おめでとう!もしかしてちょっと揺れてる?横国の方に。授業料も違うでしょう。年間50万ぐらい差があるのでは?
そうでしょうけど、あくまでも志望校優先、慶應経済で。

―――なるほど。なぜ慶應経済に?
公認会計士になりたいからです。
慶應の公認会計士試験の合格者が大学別で全国No1なので。

生徒対応力の違いで、やっぱりQゼミかなと。

―――中2の春からQゼミですね。高校受験が終わってから、一度やめようかなって思いませんでしたか?
やめようかな、っていうのはなかったです。ただ、並行して他の塾も見てみようかなと思ったことはありました。

―――あったんだ(笑)
はい。高校の友だちもいろんなところに行ってたので、さすがに気にはなりました。

―――柏陽高校だと大船駅周辺の塾かな?
大船と、あと横浜駅まで行く人も多かったです。私もいわゆる大手の3大予備校には全部体験に行ってみました。東進、駿台、河合塾ですね。
でも結局雰囲気が合わなくてQゼミだけで高校3年間やってきました。
やっぱり中学生の頃から馴染んでいたっていうのと、映像授業なのに質問対応のシステムが一番しっかりしていたのが大きな理由です。
私、けっこう質問するので、質問対応をちゃんとしてくれる塾じゃないと困るんです。

―――質問はチューターの先生に?
私の場合は数学の質問が多かったので、担任の川船先生です。

―――スランプはあった?
はい。高3の秋ですね。模試でC判定だったりE判定になったり。問題との相性なんかもあったと思うんですが、学校行事が忙しかったり、ワクチンの副反応の関係があったりして、あんまり勉強できなかったんです。
で、めちゃめちゃ落ち込んでました。そのときに救われたのが川船先生との個人面談です。

―――励ましてもらったとか?
もちろんそれもありますが、よかったのは勉強のアドバイスがもらえたことです。
「大丈夫だよ」って言ってもらうだけじゃなくて、一緒に学習計画の見直しをしてくれました。これだけやれば合格を目指せるよっていう計画を細かく立てて、例えばこの参考書は一週間でこれだけやれば12月までに完成できるから本番に間に合うね、みたいに。目に見える形で示してくれたおかげで「頑張ろう!」って思えました。

―――担任の先生がしっかりついてくれると安心だね。
その通り。生徒対応って言ったら、やっぱりQゼミかな。

高校の授業の●倍わかりやすい、代ゼミの講義。

―――代ゼミの講義はわかりやすかったですか?
はい。

―――特に…アンケートでは数学の堀川先生と生物の…、慶應に生物?
慶應に生物は関係ないですが、共通テストも考えていたので。

―――なるほど。で、どうよかったんですか?
1年生のときの数学が堀川先生で、解き方のパターン説明がわかりやすくて、パターンに名前を付けてくれるのも面白くて、演習に役に立ちました。

―――こういうとちょっと語弊があるかもしれないけど、高校って、トップ校だから授業がうまいかっていうとそうでもなかったりしない?まして代ゼミの講義と比べちゃうとよけいに…。
…正直、思ってしまいますね。
大きな声では言えませんが「内職」している子は多かったです。私もそうでしたし。

-――代ゼミの生物は誰でしたっけ?
大堀先生です。圧倒的にわかりやすくて、今までとは全然違う考え方で生物を教えてくれて感動しました。

―――どんな考え方?
暗記の仕方です。生物はただの暗記科目っていう固定観念があったんですけど、大堀先生は、生き物は進化の過程でどんどんよりよくしようとして進化してきたわけだから、そのシステムを理解することによって、例えば器官の形状や働きの違いがわかる、みたいに根本的なところから教えてくれるんです。暗記というより、納得して自然に覚えてしまうって感じです。
最初は共通テストを物理と化学で受けようと思っていたんですが、この講義がきっかけで生物選択にしようと決めました。

―――ざっくり行って、代ゼミの講義って高校の授業の何倍ぐらいわかりやすい?
10倍!って言いたいところですが、高校にも申し訳ないので、3倍ぐらいって言っておきます(笑)

国語が飛躍的に伸びた理由

―――他に代ゼミの授業を受けるようになったり、あるいはQゼミに通うようになって、伸びた科目ってありますか?
国語です。中学生のころから国語はネックでした。
中3の夏休みに当時担任だった神門先生から、ある1冊の参考書を渡されて、「晨怡(しんい)は国語さえちゃんとできれば柏陽にグッと近づくよ」って言われたので、夏休み、本当にそれだけをコツコツ演習したら、夏休み後の模試で国語の偏差値が60を超えたんです。
国語って他の教科にも影響しますよね。おかげで他の教科の問題を読むスピードや理解力も上がって、夏休み以降に5科目の偏差値が70を超えて、柏陽の合否判定もC判定からB判定、A判定に変わりました。

―――その問題集、覚えてますか?
『シリウス』です。
授業では使われてなかったテキストです。「で」と「に」の区別もよくわからなかった状態だったので、本当に超簡単な問題からやりました。
どうしてもわからないときは先生に質問して、丁寧に教えてもらって、最後には記述式問題もできるようになりました。

―――それはすごいね。でも基本、理系だから大学入試には生かされなかったのでは?
いえ、早稲田の商学部は国語がありましたし、共通テストも受けたので。
共通テストは現代文が100点中92点、国語全体で200点中173点、取れました。

―――つまりほぼ問題なく解けるようになった、ってことだよね、すごいな。
はい、おかげさまです。中3の夏休みでやった勉強が今も生きているって、自分でもすごいなと思います。

―――ところで、どんな大学生活を送りたいですか?
テニスか卓球とか、ラケット球技のサークルに1つ入って、秋に開催される三田祭の実行委員もやりたいな、って思っています。
あとは、Qゼミでチューターとして頑張ります!

―――頼もしい。ぜひこれまでの経験を後輩の指導に生かしてくださいね!

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