2020 大学入試 合格者インタビュー

廣藤 匠海くん 一橋大学法学部 合格

Qゼミを選んだ理由は何ですか。

中学受験をしようということになって、母が近所の塾をいろいろ探していくつか候補を挙げた中からQゼミを選びました…って言っても、僕が小1のときの話なので、自分ではよく覚えていません。母が言うには、大手の塾よりも少人数の塾の方がいいと考えていたようです。その条件にQゼミが合っていたのでしょう。

僕自身は「行きなさい」と言われたから通っていたようなもので、勉強に関しては与えられた課題をただやっていただけでしたね。だからよく先生方に叱られていました。「もっと前向きにやれ!」って。
でもおかげで中学にも受かって、そのまま高校まで進むことができたのですから、感謝しています。

高校では成績よかった方ですか?

いやそれが全然。高1のある時期に成績順位が出たことがあって、160番でした。全体で180人ですから、ひどいものです。当時もQゼミには個別学習で週に1~2回通っていたんですが、「お前、塾にも通ってて160番かよ」って友達からよく言われました。もちろん個別の先生からも。「しっかりしようよ」って。

なんでそんな成績か?それはもうはっきりしてます。ちゃんとやってなかったからです。学校の授業はきちんと聞いていなかったし、個別学習もあまり真面目に受けていませんでした。

そんな状況で一橋大学に現役で受かったのは、なぜ?

今思えば、高2に進級する直前が転機だったと思います。
さすがにこのままじゃまずいなぁ、と思って、春休みにちょっと勉強したんです。
文理選択が控えていて、僕は理系にしようと思いました。それなら数学だけでもしっかり復習しておいた方がいいかな、と微分積分と数列に絞って、「青チャート」をめちゃくちゃ解きまくったんです。1日5時間ぐらい。少ない?いやいや、それまで勉強時間が皆無と言っていいくらいの当時の僕にとっては、1日5時間は「猛勉強」です。それを春休み中毎日続けました。

そうしたら、高2の最初のテストで数学の点数がぐっと上がったんです。
小テストも1年生のときは0点だったのに、満点を取れるようになりました。

たとえ1教科でも、できると気分がいい。
そこから僕は「波に乗る」ことができたんです。数ⅡBでは物足りない、数Ⅲもがんばろう、物理もやってみよう、と意欲が湧いてきました。

すごいですね。そこからは順調でしたか?

いいえ。理系科目は伸びましたが、英語がまだまだでした。

高2の冬にセンター試験を解く機会があったんです。200点中70点。壊滅的な得点です。「これはやばい」という思いだけが残りました。
そこで、とりあえず文法からやり直そうと思いました。すでに数学で「自分は勉強すればできるようになる!」という成功体験があったので、英語もこれで何とかするんだ!という気持ちになれたんだと思います。

具体的に立てた作戦は、数学のときと同じ「1冊を徹底的にやる」というものです。
桐原書店の「ネクステージ」という参考書を買ってひたすら勉強しました。それでひとまず文法問題は解けるようになりました。

次は単語のマスターだと思い、英単語の参考書を買い、暗記しまくりました。
文法も理解でき、語彙力も身についた、となれば最後は長文読解ですね。これは代ゼミから出ている「ポレポレ英文読解プロセス50」をひたすらやることで力がつきました。英文和訳の問題集です。10周ぐらいやりました。最終的には問題文を見ただけで和訳がすらすら出てくるまでになりました。
それが高3の春ですね。

偏差値として結果が表れてきたのはもう少し後、高3の夏です。
それまで50点台後半がせいぜいだった駿台模試で、7月には偏差値70になりました。
英語、数学、社会とも、です。

9月の駿台全国模試では、数学で満点を取りました。もちろん全国1位。さすがに友達に自慢しましたね。
「よく見ろ偏差値80超えてるぜ」って。

サテラインは学力アップに役立ちましたか?

もちろん。自己流の勉強には限界もあります。代ゼミの講義を受けていて、あ、こんなスマートな解き方があったのか!と思うことが何度かありました。そういう点で、サテラインの存在は大きいと思います。

僕は最終的には文系に転向したのですが、そのため、政経をマスターする必要が出てきました。
政経は苦手科目です。そのときに助けられたのは、畠山先生の講義です。講座名は「詳説政治経済」。僕に必要な内容が完璧に押さえられていて、まさに求めていたものでした。政経って時事問題も多いので、自分で勉強するのは正直きついです。でもこの講義では時事問題や最新情報もしっかりと取り入れて、わかりやすく説明してくれています。

講座のタイトルに「詳説」とある通り、ほんとうに詳しく、難関私大レベルの深い問題まで扱っています。ただ、僕自身について言えば、政経はセンター試験レベルをマスターすればよかったので、「ここはカット、ここは大事」と取捨選択しながらノートにまとめていました。

他に受講していた講座でおすすめなのは、「ハイレベル数学ⅠAⅡB」(小林先生)、「一橋大英語」(吉村先生)です。ただ一つ注意しておくと、「ハイレベル」という名前がついている講座は、ほんとうにハイレベルなので、中途半端な気持ちで受講すると、逆効果になるので、心して受けてくださいね。

Qゼミでよかったことは?

まずアットホームな雰囲気で、居心地がよいことですね。
こんなに落ち着く環境、他にはないんじゃないかなと思うくらいです。小1から通っていたから当然かもしれませんが。自分の家みたいな感覚。

あと、先生たちが優しいところ(中学受験のときは別として…笑)。
チューターに気軽に質問できたり、親身に相談に乗ってくれたりするところ。
チューターも一人だけではなく、いろんな人がいるので、大学の情報など、いろいろと聞けるのもよいと思います。

実は一度、試しに別の予備校にも行ってみたことがあるんです。他も見てみようかな、と。でも、だいぶそっけない対応でした。こちらの話もほとんど聞かずに説明されて。で、自分には合わないと感じて、やっぱりQゼミがいいと思いました。

Qゼミだと、受講の相談をすると、こちらの志望や意向をしっかり聞いてくれて、そのうえでプランを示してくれます。それって当たり前だと思っていたら、必ずしもそうではなかったんだ、と他塾を見たときにあらためて実感しました。

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