2022 中学入試 合格者インタビュー

多田 知広くん 浅野中学校 合格

「中学受験を考えてほしい」という先生の一言でQゼミに。

※母=お母様 知=知広くん 松=担任の松田先生

―――Qゼミを知ったきっかけは?
知:友だちが先にQゼミに通っていて、「入らない?」って誘ってくれたことです。小1から別の塾に通ってたんですけど、小4になってすぐの頃、プリントばっかりの勉強が急につまらなく感じるようになって、塾を変えたいと思っていたんです。で、Qゼミと、あとひとつ他の塾にも行ってみて、Qゼミにしました。

―――Qゼミを選んでくれたのはどうして?
知:体験してみたらすごく親しみやすい雰囲気で気に入ったからです。あと、向こうの授業料がちょっと高かった(笑)

―――そうなんですか? お母さん
母:授業料ですか? まあそれもありますけど(笑)。それ以上に、入塾前のテストを受けて、松田先生に「中学受験をやってみて欲しい気持ちがある」と率直に言われたことが大きいですね。

―――それまではあまり中学受験は考えていなかった?
母:頭の隅でぼんやりと考えていたぐらいで、それが現実のものとしてはまだはっきりとは。私も主人も中学受験の経験がなく、うちの子にできるものなのかどうかっていうのが全然わからない状況でした。それで、松田先生からその言葉をいただいたことで、背中を押してもらった感じがしたんです。

―――松田先生、お母さんに受験を勧めた理由は何ですか?
松:テスト結果もそうですが、体験中の知広くんの様子を見て、これはいけるかなと。授業中の姿勢や宿題の取り組み方が前向きで、これは先々かなりいいところまで狙えそうだな、と直感しました。

ある日、泣いて帰ってきたことも。

―――浅野中は第一志望?
知:はい。

―――どうして浅野中を?
知:自分はひらめき型ではなく、積み重ね型。それが浅野中と合ってると思ったので。

―――入試問題が?それとも校風が?
知:どっちかと言うと校風が。

―――そうなんですか? 松田先生。
松:そうですね。活躍できる場所を自分で見つけられる学校だと思います。
知:4年生のときに入塾してから、第一志望が一回もブレたことはないです。

―――実際、受験は大変だった? 辞めたいと思ったことはなかった?
勉強が楽しかったので、大変とか辞めたいとかはありませんでした。

―――でも5年生になってから宿題が増えて大変だったとか、6年生はほぼ毎日勉強できつかったとか、先輩たちもよく言ってたよ。
知:国語で高橋先生っていう先生がいるんですけど

―――クマさん※ね。(※Qゼミでは先生のことをQゼミ公認のニックネームで呼んでいます)
知:はい。そのクマさんが、「勉強はやってなんぼだ」とか「受験生が忙しいのは当たり前だ」っていつも吹き込んでくれていたので、「そっか、これが普通なのか」って思ってたんで、平気でした。

―――お母さんから見て辛そうなときはありましたか?
母:6年生のある日、松田先生から電話があって「知広くん、今日はすごく落ち込んで帰ると思います」って。で、しばらく待っていたら、ぼろぼろ泣いて帰ってきたことがあります。

―――知広くんどう? 覚えてる?
知:はい。「まとめテスト」だったかな。目標点に届かなくて悔しかったんです。
松:彼は究極の悔しがり屋さんで、ときどきそういうことがありました。問題が解けないとき、気持ちが空回りしてしまうんです。そういう瞬間を見逃さず、声をかけるようにしていました。

―――どんな言葉を?
松:いつもいいときばかりじゃないよ、波があるのがふつうだよ、と。

―――それは授業中に?
松:いえ、授業の後、別室に呼び出して。
母:そうだったんですか、ありがとうございます。

―――お母さんの方ではどんな対応を?
母:できないことを叱ったら逆効果なので、できるだけポジティブな声かけをするよう心がけました。「苦手なところがわかったんだから、逆によかったんじゃない?」とか「まだまだ伸びしろがあるってことだよ。」とか。

―――なるほど。他にもいろんなポジティブワードを持ってらっしゃるんですか。
母:いや、基本的に今の二つだけです。でもそれで十分だったよね?
知:うん。僕の中では「苦手なところがわかってよかったね」って言葉が新鮮でした。「そうか!」って、すごく元気が出ました。

受験を通して人間的にも成長したと思います。

―――アンケートには6年生になって自主性や計画性、忍耐力が着いたと書かれていますが、具体的にどういうことですか?
母:4年生と5年生のときもコツコツ勉強していましたが、言ってしまえばただ課題をこなすだけ、宿題をやっているだけだったんですが、6年生になってからは「合格するためにはどうしたらいいのか」という観点で自分から計画を立てて、今日は何時までやるとか今日はここの部分までは絶対やるとか、そういう発言が増えてきました。

―――そうなるきっかけは何かあったんですか?
母:夏期講習のあたりから増えたと思います。課題の量も増えましたから。

―――宿題がいっぱい出ると、「よしっ」て思う? 先生、これだけやりました!って言えるのがうれしいとか。
知:多分。そういう習性、あります。

―――忍耐力っていうのは、それまではちょっとしたことで投げ出したり、そういうことがあったと?
母:基本、きちんとやる子だと思うのですが、気が付くとだらっとネットフリックスを見てるときがあって…。それでいいの? みたいな。

―――勉強する気が起きないからつい映画を見てしまったと?
知:違いますよ。計画表でその日にやることが終わったから、ご褒美として。それがたまたま見つかっただけで。しかも1、2日ぐらいだし。
母:そうだったんだ。

―――自分としては、正当な理由があって、ちゃんと見る権利あるんだ、って言いたい感じ?
知:そうそう!
母:でもかなり長時間見てたよね?
知:見入っちゃってましたね(笑)

―――それも自主性、計画性が身に着いた結果だと(笑)

その塾が子どもに合うかどうか、がとても大切ですね。

―――お母さん的には、Qゼミでよかったところは?
母:うちの子にはすごく合ってたんだなっていうところです。3年間、多少の山や谷はありましたが、比較的苦労もなく合格まで来られた感じではありました。ただ、本人、意外と繊細なところもあって、メンタル面が心配ではありました。

―――知広くん、繊細なの?
知:たぶん。
母:例えば、すごく大きな教室で頻繁にテストの成績でクラス替えがあるような塾だったら、果たしてうちの子は最後まで完走できただろうかっていう疑問はあります。
少人数でありながら競争心も刺激される、ちょうどよい環境でわいわい楽しく過ごせていたのがうちの子には合ってたんでしょうね。大手かどうか、有名かどうかといった看板ではなく、わが子がに合うかどうか、生き生きとした表情で通えるかどうかという、中身をよく見ることが塾選びでは大切だなと、あらためて思いました。
あと、先生との距離もすごく近くて、質問すればすぐ返してもらえるような環境だったのが、質問好きのうちの子にはとてもよかったんだろうなと思います。

―――そうですか、それを聞いてちょっとうれしくなりました。今日はいろいろお話聞かせていただきありがとうございました。

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