2022 中学入試 合格者インタビュー

加藤るちあさん 洗足学園中学校 合格

小6夏に受験を決意!苦労の末に難関中学に合格

小中高の私立一貫校に通っている加藤さん。小学6年生になっても、内部進学のつもりでいたとのこと。
Qゼミには学校の補習として、算数1科目を受講しに通塾していました。

ところが、そんな加藤さんに転機が訪れます。小学6年生の夏の三者面談のことです。
担任の外丸先生(写真右)から中学受験へのチャレンジを勧められたのです。
そこから4科目の中学受験の勉強をスタートさせて、他の通塾生と肩を並べた受験体制に入ったのが11月のことだったそうです。
そんな加藤さんの合格ストーリーを聞きました。

「上を目指してほしい!」小6夏、担任講師の真剣な目!

ご本人に聞きました。
中学受験を決意した三者面談のことを聞かせてください。

外丸先生の目が「本当に上を目指して欲しい」という真剣な目でした。
これは「やるしかないな」と思ったんです。
「恩を返すというか、期待に応えよう」と思って、「やってみよう」という気になりました。

わたしは世話焼きの親戚のおばちゃん役!

担任の外丸先生に聞きました。
なぜ中学受験を勧められたのですか?

親戚のおばちゃんが世話を焼くような気持からです。笑
意志が強くて、まさに「ど根性女」の彼女なら、きっとできると思っていました。
彼女は勉強するのが好きなので、中学受験をせず、そのまま内部進学をしたら、いずれ違和感を覚えるかもしれないと気にかけていました。

「こうなりたい」という理想を高く持ち、自分の目標がある彼女。
周りにも同じような子がいる環境に、ぜひ身を置いてほしかったのです。
自分よりもできる子たちがいて、そこに近づくためにやらなきゃいけないという明確な目標がある。
そんな環境が彼女に向いているだろうと思いました。
それで、最後のチャンスと思い、夏前の面談で「受験をしたらどう?」と聞いてみました。

「勉強したい!」と言われて「ダメ」と言える親はいない!

お母様にお聞きします。
受験することに迷いはありませんでしたか?

今の小学校に入るため、小学校受験したときの親の理想の将来像は「そのまま12年間一緒のお友だちと仲良く」という感じでした。
家族ではない第三者の外丸先生に、ここまで褒められ、言われ、はっぱをかけられたら、やっぱりやる気が出て、うれしいのもあって、負けず嫌いに火が付き、「わたしも中学受験をしたい」という気持ちになったようです。
親として「勉強したい」と言われて、「ダメ」とは言えません。
やるとなったら、頑張らせるしかないと、それからは徹底的にサポートすることにしました。

試験時間50分で50題!わたしがやった合格法!

合格した学校の対策勉強や、当日の試験の様子を聞かせてください。

洗足学園中学校

洗足学園の算数は4題くらい途中式を書く問題が出ます。
この問題の対策が特に重要です。
問題を解いた時、自分で書いた途中式が合っているか、口に出して説明して勉強していました。
難問の出題も多いので、取り組む問題の優先順位が見極められるようにしていました。

普連土学園中学校

普連土学園の算数は、50分間に50問の問題を解かなければいけません。
1分に1問のスピードでやっていては、最後の方の難しい問題を解く時間がありません。
時間配分を考え、簡単な問題はすぐ解き、難しい問題に時間をかけられるように、過去問を解く時、「計算は30秒以内に終わらせなきゃいけない」とか、時間配分を特に注意しました。

香蘭女学校

香蘭女学校は、国語で記述問題が3問ぐらい出題されます。
ちょっと難しい記述が出てくるので、説明文だったら棒線の近くに書いてあるようなキーワードについて、詳しい説明が書いてある箇所がないか探して、その部分を使って記述を書くようにしました。
算数では図形を使って解かないとできない出題が多いです。
だから、短時間で、こういう図を描けばいいんだと判断できるようにしました。

鎌倉女学院中学校

鎌倉女学院の国語は、かなりボリュームがあります。
見直す時間がないので、ちゃんと文脈を押さえて、どういうことを筆者が伝えたいのかを掴めるようにしました。
ボリュームがあるから、内容と問題の数を見て、大問1、2、3、それぞれに、どれくらいの時間をかければいいかを見極めて、ちゃんと時間配分通りにできたのは本番で良かったと思うところです。
社会の公民分野のカタカナ用語で、できない問題があって悔しかったです。
「バリアフリーに関係して、男女、年齢などの別なく、みんなが使えるように設計してあるものを何と言いますか」
こういう問題が出て、覚えたはずなのに思い出せませんでした。
Qゼミにマスター社会というオリジナルテキストがあるんですけれど、もっと、それを反復しておけば良かったと思いました。

「タラレバ使ってるんじゃない!」響いた母のメッセージ!

後輩へメッセージをお願いします。

中学受験、2日目に試験会場に行く途中、お母さんから教えてもらった言葉です。
そのとき、わたしは受験初日の2月1日に受けた洗足学園の1回目が不合格で落ち込んでいました。
「もし、ああだったら、こうだったら」と言ってばかりいました。

そうしたらお母さんが、そんなわたしを見かねて言いました。
「タラレバ使ってるんじゃないわよ」
「あなたには、今と未来しかないんだから、過去をずっと眺めているんじゃなくて、今と未来のために頑張って行きなさい!」

とても、その時のわたしに響いた言葉でした。
なので、後輩の人たちにも過去を見て、タラレバで言うんじゃなくて、自分の未来のために今、できることを精一杯頑張って、あきらめずに未来に向かって突き進んで突っ走ってもらいたいです。

まずは資料請求・無料体験から

資料請求/無料体験フォーム