2022 中学入試 合格者インタビュー

返町麟太郎くん 浅野中学校 合格

「口うるさく言わない」が合格の決め手!勉強好きにさせる中学受験

小学校1年生からQゼミに通う返町麟太郎くん。
中学受験直前には、スランプの時期があり、それを克服して合格をつかみました。
麟太郎くんを変えた、先生とお母様の働きかけとは、どのようなものだったかを聞きました。

受験直前、スランプ時期に先生と子を動かした母の働きかけ!

受験直前、スランプ時期があったそうですが、どのように脱したのですか?

麟太郎くん:
「やらなくちゃな」という意識と「やればできるんじゃないかな」という考えが、自分の中でうまく結びついていくようになってからは、理解不足な箇所を勉強して、それから過去問を解いてというサイクルがうまく回るようになりました。

お母様:
家で過去問に取り組んでいても、思うように点数が取れないスランプのような時期がありました。
その頃の麟太郎は過去問を解いて合格ラインに乗らないと、「また先生に怒られる」「また先生に言われる」が口癖になっていました。
見かねた私から山口先生に「先生から褒められるために過去問を解くようになっていること」をお話させていただきました。

担任・山口先生:
「自分の経験だけで判断しない」
これが麟太郎くんの中学受験を通して僕が教わったことです。

僕も完全な人間ではありません。
講師として、今までやってきた経験でものを言っているわけです。
「点数しっかり取ってかないとダメだぞ!」
「そうやって、みんな勝ち抜いて、受かってるんだから!」
こういうふうに、子どもたちには講師が叱咤激励していくべき。
そんな経験論をモノサシにして言っている自分に気づきました。

麟太郎くんは、これまで経験を共にした受験生とは別の存在なのですよね。
彼はハマったことに対しては、とことんのめり込むタイプです。
好きだから勉強をやっているんです。

「あまり口出しせず、まずは自分の好きなように走ってもらえばいいじゃないか」
こう僕自身の意識を変えたんです。

普通、受験まで残り1か月は、暗記物や簡単な問題をやる調整期間のような時期です。
けれども彼の場合には、まったく正反対なことをしたんです。

口うるさく言う代わりに、彼が大好きな「考える時間」を多く取るようにしたのです。
算数の難問にとことん取り組みました。
入試の難問に数多く取り組んだわけですが、それに彼はよく応えてくれました。
最終的に「よし、これなら行けるよ!」と、自信をもって背中を押せるコンディションになっていきました。

オンライン授業で成績アップ!家でのリラックスが転機

Qゼミのオンライン授業はどうでしたか?

麟太郎くん:
テキストなど、荷物が多いので通塾が面倒と思いながら通っていた時期がありました。
オンライン授業は、そんなストレスがなくよかったです。

授業の間に休憩時間があるじゃないですか。
そのとき、変に予習とかをせず、家でリラックスして過ごして、次の授業に向けて気持ち切り替えていました。

お母様:
休憩時間は画面の外で踊っていたり、おやつを食べたりとか、好きなことをしている様子でした。
コロナでQゼミもオンライン授業になった頃、成績が伸びてきたんです。
家でオンライン授業を受けて、終わったら家で、すぐご飯食べられたり、ちょっと遊べたりといった環境がこの子に合っていたと思います。

小学4年生のころの話ですが、国語と算数に加え、理科・社会の2科目が増えたことで宿題の量が今までより格段に増えました。
「宿題をやらせなきゃいけない」と思っている私と、「やらなきゃいけないことは、わかっているけれども、もうちょっとあとにしたい」という本人とのぶつかり合いの毎日でした。
それが小学5年生の始め、オンライン授業になった頃から自分から勉強するようになりました。
親子の意識のズレを解消して、同じになるタイミングまでは結構大変でした。

担任・山口先生:
元々、考えることが彼の武器なんですよね。
考えられるから、自宅学習もしっかりやるんです。

よくオンライン授業の功罪って言いますけれど、彼は功に働いたんです。
大抵は「遊んでもいいや」となっちゃう子が多い中、彼は違いました。
お母様が伸びたというのは、家で集中してできたからだと思います。

小1から通ったアルゴクラブ・ことばの学校の効果

Qゼミに通い始めた小学1年生ころのことを教えてください。

麟太郎くん:
アルゴクラブは自分で考えて、積んで、どうなるかな、みたいなことを考えるのが楽しかったです。

お母様:
この子は、元々、ひらがなよりも数字を覚えるのが早くて、積み木とかレゴブロックとかがすごく好きでした。
それなら、立体図形とかで遊べるような教室はないかと興味を持っていて、1年生の6月からアルゴクラブに通塾し始めました。

お友だちと、アルゴゲームで競うじゃないですか。
帰ってくると、そこで1位になったり、負けたり、そういうのをすごく楽しそうに話してくれていました。
「1位になるんだ!」と言って、結構はまっていました。

あと、ことばの学校を一緒にやらせていましたが、非常に効果があったと感じています。
ことばの学校のおかげで、長い文章を読み切る力がついてくるのを実感しました。
日本語力として、他科目の問題を読んで内容を理解することにも非常に役立ったと思っています。

社会の記述問題は25分取ること!

後輩へアドバイスをお願いします。

麟太郎くん:
浅野中学校は社会の最後に、とても長い記述問題の出題があります。

110字とか100字とか書かされる問題です。
それは社会のQゼミの亀田先生に、25分くらい時間を取ったほうがいいと言われていました。
国語の記述問題と要領は一緒で、要点を押さえて接続語をしっかり使うなどして、点数を落とさないような記述を書く必要があります。

国語とつながっていると思って取り組んだ方がよいです。

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