中学入試 国語 出題作品紹介 うしろめたさの人類学 松村圭一郎

感情は誰のため?

出題作品


書名:うしろめたさの人類学
著者:松村 圭一郎
刊行日:2017/9/16

出題校

開成中学校、豊島岡女子学園中学校、香蘭女学校、吉祥女子中学、早稲田実業学校中等部

出題ページ

P50 「逆カルチャーショックを受けた」
開成中学校 出題

あらすじ

筆者がエチオピアの滞在経験をもとに、日本の社会がもつ経済、感情、関係のあり方を対照的に分析し、個人のもつうしろめたさこそ社会や世界をつなげる要素であると論じた論説文です。

ポイント

今回の問題は、日本人である筆者が エチオピアから日本へ帰国したときに 受けた文化的衝撃(カルチャーショック)を、なぜなのかということもふまえた上で記述させるというかなり難度の高い問題です。

ここでは、エチオピアと日本での感情のあり方をしっかり対比させて記述することが正否のポイントとなります。

開成以外でも、出題箇所はちがえど、日本とエチオピアのちがいを対比させる問題が多く出題されており、難関校で出題される文章レベルが実感できる論説文です。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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