空気中のホコリは、いったいどこから来るのですか?(カンペキくん)

電気の上にたまった埃

部屋の空気の中には、いろいろな大きさのホコリがたくさんただよっています。 そして、風や人の動きによって、舞い上がっては降り積もっています。
その正体は、布団や衣服から出る綿ボコリや繊維クズ、 ヒトやペットからでるフケやアカ、ダニの死骸やフン、カビや花粉、たばこのけむりなどです。 そのうち、ダニやカビは、アレルギーをひき起こす原因になっていますが、ホコリ1グラムの中には、 約100万のカビと約3000のダニがいるといわれています。

家の外にも、たくさんのホコリがあります。
風で地面から舞い上がった土ボコリが大部分ですが、その他にも、自動車の排気ガスにも たくさんのホコリがふくまれていて公害の原因になっています。

また、外国から飛んでくるホコリもあります。
日本海側では、春先に中国から大量の土ボコリが飛んできます。 これを黄砂といいますが、空が黄色っぽくなり、遠くが見えなくなるほどです。 家の窓ガラスや車のフロントガラスが黄色っぽくくもることがありますね。

さらに、宇宙から降ってくるホコリもあります。
宇宙から落ちてくるものとして、いん石が有名ですが、地球に降りそそぐもののうち、 99%以上は、1mm以下の大きさです。(これを宇宙塵といいます) そして、この宇宙塵が空気にぶつかって熱くなり、輝いているのが流れ星です。

この宇宙からのホコリは、1年間に数万トンにもなるといわれていますから、夜空で 流れ星がたくさん見えるのもなるほど納得できますね。

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