中学入試 国語 出題作品紹介 家族シアター 辻村深月

夢をかなえる”努力”

出題作品


書名:家族シアター
著者:辻村 深月
刊行日:2014/10/21

出題校

麻布中学校、洗足学園中学校、頌栄女子学院中学校、吉祥女子中学校、慶應義塾湘南藤沢中等部、大妻嵐山中学校

出題ページ

P218 エンデバーってどういう意味か知ってる?
大妻嵐山中学校 出題

あらすじ

タイプの異なる7組の人々がおりなす様々な“家族のかたち“を描いた物語です。

ポイント

そのひとつ「1992年の秋空」は、小学6年生の女子はるかと一歳下の妹で、宇宙が好きなうみかのお話です。
この場面は、うみかが逆上がりの特訓を手伝っていたはるかに、当時打ち上げ予定のスペースシャトル「エンデバー」になぞらえて表題のセリフを言いました。

“エンデバー”とは英語で“努力“という意味で、努力をしていけば夢がかなうんだ、という態度や決意を姉に示したかった、ということを理解し、しっかりまとめます。

「1992年の秋空」はここ数年、毎年のように出題されています。
“努力”をすることの大切さという入試学習においてもあてはまるテーマで、多くの学校からも支持されているように思います。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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