受験対策ブログ
引きずらない!共通テスト後の「切り替え」が私大合格を勝ち取る鍵
共通テストを受験したみなさんは、まず1つ目の大きな山場を終え、期待や不安が入り混じった複雑な心境の中にいることでしょう。
しかし、ここから始まる私大入試は、共通テストとは性質の異なる「別の戦い」です。この時期、最後に合否を分けるのは知識量だけではありません。揺れ動く心をどう制御し、目の前の試験に100%の力を注げるかというメンタル管理こそが、勝利を引き寄せる鍵となります。
不安に飲み込まれ燃え尽きそうになったとき、どうやって自分を立て直し、入試当日まで走り抜けるべきか。
今回は、私立大学入試のスタートラインに立つ皆さんへのアドバイスです。
1. 共通テストの結果を過去のものとして切り離す
共通テストが終わると、どうしてもその結果に意識が引っ張られます。思ったより取れたという人もいれば、目標に届かなかったと落ち込んでいる人もいるでしょう。
しかし、ここからの私立大学入試に向けてまずやるべきことは、共通テストの結果と私立入試の合否を切り離して考えることです。
共通テストの結果が悪かったからといって、私大入試が同じような結果になるわけではありません。私立大学の入試問題は、大学ごとに非常に個性的です。
共通テスト:広く浅く、スピードと正確性を問う
私立入試:大学特有の癖、深い知識、特定の思考力を問う
このように、求められる能力の性質が異なります。共通テストの形式が合わなかっただけで、特定の大学の過去問にはめっぽう強い、という受験生は珍しくありません。
逆に、共通テストが良かったからといって、私大対策を疎かにすれば足元をすくわれます。
今やるべきは、終わった試験の「点数」を反省することではなく、「何が原因で間違えたか」という事実だけを拾い上げ、それを私大入試の対策に活かすことです。
2. 「期待」ではなく「準備」に集中する
「受かるだろうか」「落ちたらどうしよう」という不安は、常に未来への「期待」や「予期」から生まれます。結果をコントロールしようとすればするほど、コントロールできない不確定要素に振り回され、メンタルは不安定になります。
そこでおすすめしたいのが、意識のベクトルを「期待」から「準備」にずらすことです。
・「もし」ではなく「今」
不安になったときは、自分の思考をチェックしてみてください。
「もし、前年より倍率が上がっていたら…」
これらはすべて、今のあなたにはどうすることもできないことです。不安が頭をよぎったら、強制的に「今、自分がコントロールできること」に思考を引き戻してください。
「今、過去問のこの大問1つを解き直すことはできる」
この「今できる小さな作業」の積み重ねだけが、唯一、不安を打ち消すことにつながります。
3.情報との距離感
この時期、SNSには「共テ利用で合格できそう」「過去問で何割取れた」といった情報が溢れます。これらは今のあなたにとって、メリットなしの情報です。
他人の進捗や結果を知っても、あなたの点数が上がることはありません。そうした情報を意識的に遮断しましょう。
4.模試や過去問の結果との正しい付き合い方
1月の後半の時期に過去問を解き、合格最低点に届かないと不安な気持ちになるかもしれません。
しかし、ここで冷静になってほしいのは、「過去問演習は、今の自分に足りないものを発見するため」だということです。
本番前日に解けなかった問題が、本番で出るかもしれません。
今解けない問題が見つかることは、本番で失点する可能性を一つ潰したということ。
「点数が低かった」と嘆くのではなく、「この単語、この文法、この解法を知らないまま本番に行かなくて良かった」と考えてください。
5. 緊張するのは当然
最後に、試験当日のメンタルについて。「緊張してはいけない」「リラックスしなければ」と思えば思うほど体は強張ります。
緊張するのは、あなたがその試験に対して本気で、これまで努力してきた証拠です。
「緊張してきた、どうしよう」ではなく、「本気モードになってきた」ということなのです。緊張を敵に回すのではなく、当然のこととして受け入れましょう。
まだまだこれからだ!
焦らずに、できることを一つずつ丁寧に積み重ねて自信を取り戻していくことが大事です。これまでやってきたことをいつも通りに発揮し、合格に結びつけましょう!