これが県立中等教育学校の適性検査だ!4

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こんにちは、国大Qゼミの久野康晴です。
今回は、平成26年度の県立中等教育学校 適性検査Ⅰ 問4の分析です。
ABC評価の内容は、下記の通りです。

A⇒必ず正解をGetしたい!
B⇒正解だったら合格の可能性が高まる!
C⇒まちがってもいい!

問4も、適性検査らしい良問でした。

問題はこちら
神奈川県ホームページ 神奈川県立中等教育学校入学者決定検査問題より

(1) A
道路標識の理解に関する問題ですが、日常の生活体験などから正解にたどりつける問題です。まちがってはいけない問題です。

(2)ア A
バスの走行距離などから、おうぎ形の中心角を求める問題で速さと円とおうぎ形の2つの単元が融合した問題でした。
時速○kmを秒速○mに変換したり、円周率3.14を使用したり小数第1位を四捨五入して概数で求めたりと、計算には時間がかかりますが、ていねいにやれば正解にたどりつけます。
これも、合格するにはまちがってはいけない問題でした。

(2)イ B
県立の適性検査で、グラフを書く問題は毎年出題されていましたが、割合を計算し、円グラフや帯グラフを書くのが定番でした。
今回は、バスの走った時間とバスの速さの変化を折れ線グラフで表す問題でした。
県立としては、新傾向の問題といっていいと思います。
速さの計算まではなんとかできたかもしれませんがそれをグラフにすることは少々難しかったのではないでしょうか。
小学校の教科書レベルでは、対応できない問題でした。

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