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「犬も歩けば棒に当たる」の意味が変わった?本来の意味と誤用をわかりやすく解説
「犬も歩けば棒に当たる」の意味が変わった?本来の意味と誤用を解説
「犬も歩けば棒に当たる」の本来の意味をご存じですか?
実は「思わぬ災難にあう」といういましめから、「思わぬ幸運にあう」という正反対の意味へ変化しています。「情けは人のためならず」など、時代とともに意味が変わったことわざの面白さを解説します。
「犬も歩けば棒に当たる」の本来の意味と現在の使われ方

「犬も歩けば棒に当たる」ということわざは、本来「うろつき歩いている犬が人に棒で叩かれる」という由来から、「でしゃばると、思わぬ災難にあう」といういましめの意味で使われてきました。
ところが、現在では「何でもいいからやってみれば、思わぬ幸運にあう」ということのたとえとして使われることが増えています。
「当たる」という言葉のポジティブな印象から、意味が正反対になってしまったのかもしれません。本来の由来を考えると、「棒」が「幸運」を表すというのは、少々無理があるような気もしますね。
しかし現在では、多くの辞書にもこの新しい(ポジティブな)意味が補足として掲載されるようになっています。
「情けは人のためならず」も?意味が変わってしまったことわざ
時代の流れとともに意味や捉え方が変わってしまったことわざは、他にも存在します。代表的なのが「情けは人のためならず」です。
本来の意味:情けを人にかけておけば、巡り巡って自分に良い報いがくる。だから誰にでも親切にしておいたほうがよい。
現在の誤用:人に情け(甘やかし)をかけるのは、かえってその人のためにならない。
現在では、後者の「その人のためにならない」という意味で解釈している人も多く見られます。
誤用も文化?時代とともに変化する言葉の面白さ
「犬も歩けば棒に当たる」のように、最初は誤用であっても、時代の流れとともに多くの人に使われることで公に認められていく、、、、、。
これこそが、言葉やことわざの解釈の非常に面白いところです。
誤用とされていた言葉が、やがて新しい正式な意味として辞書にのせられる日がくるのも、言葉が生きている証と言えるでしょう。