記憶力の良い人・悪い人

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Qゼミの北原です。
英検などの担当をしています!

3日前に食べた夜ご飯のメニューを、すぐに言うことができますか?
おそらくほとんどの人はできないと思います。
が、その3日前が誕生日で、高級レストランでの食事だったらどうでしょう?
きっとこの先何年も素敵な思い出として覚えているはずです。

よく定期テスト前の中学生の生徒から「テスト範囲が広すぎて暗記ができない」と相談を受けることがあります。

夜ご飯のメニューとテスト範囲の暗記。
実は脳の動きとしては同じなのです。

人間は忘れる生き物です。
ただ、すべてを忘れるわけではありません。
脳の海馬という組織でフィルター分けをしています。

3日前に食べた夕飯のメニューといったものは短期記憶と呼ばれます。
一方、海馬が覚えておくべきだと判断したものは側頭葉に長期記憶されます。

私たちは日々、膨大な量の情報に接しています。
それらの情報が長期記憶になるには3つのポイントがあります。

「印象(インパクト)」「重要であると認識したもの」「反復性」です。
冒頭の例でいうと、記念日の食事は「印象」深いものであり「重要であると認識した」食事です。

また「反復」して思い出すことで、記念日の食事は長期記憶として残るのです。
一方、日常の繰り返しの夕飯のメニューは3つのポイントが当てはまりません。
短期記憶としてすぐに忘れ去られます。

記憶力がいい人は無意識に、実は、この3つを実践しているのです。

では、この脳の動きを勉強にどうのよう活かせるでしょうか。
「印象」を与えるための手段として「メモリーツリー」をお勧めします。
これはあるテーマを中心に関連ワードを書き、それぞれ線で結んでいくものです。
これは普段、授業で書いているようなノートとは全くの別物です。

暗記及び思考力を鍛えるので、日々の学習に取り入れてみてもいいかもしれません。
あなたの長期記憶が膨大に膨れ上がる木(ツリー)を育ててみませんか?

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