私立中学、午後受験は本当に難しいのか?

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こんにちは。
今回は、私立中学の午後受験についてです。
今では、多くの学校が午後受験日を設定するようになりました。
試験の開始時刻を、午後3時前後に設定していますので午前中に他校を受験した生徒が、併願校として受験します。
一般的に倍率が高く難しくなると言われていますが実は学校によって様々です。

2月2日の午後受験校として定着しつつある、山手学院と日本大学について、今年の倍率を調べてみました。

<山手学院・2月2日 午後B日程 定員60名>
・志願者数683名 受験者数488名 合格者数283名
・志願倍率11.4倍 実質倍率1.72倍

<日本大学・2月2日 午後B日程 定員40名>
・志願者数911名 受験者数547名 合格者数116名
・志願倍率22.78 実質倍率4.72倍

まず、定員の何倍もの合格者を出していることがわかります。
午後受験校は併願校として受験するため、合格しても入学しない生徒を考慮して合格者を出すからです。

次に、志願者数と受験者数が、かなり違います。
どちらの学校も2月1日にも試験日を設けています。
そこで合格した生徒は、もう受験をしないこと志望順位の高い他校を2月1日に合格している生徒も受験をしないことが要因です。
山手学院は2月1日午前A日程の実質倍率は2.42倍
2月4日午前C日程の実質倍率は3.81倍です。

よって、山手学院においては、2月2日の午後受験が一番の狙い目と言えます。
日本大学は2月1日午前A日程の実質倍率は2.29倍
2月5日午前C日程の実質倍率は5.61倍です。

よって、日本大学においては、2月1日の午前が一番の狙い目なのです。
学校によって、午後受験の難しさは異なります。
志願倍率に流されることなく、午後の受験校を検討してください。

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