コミュニケーションの大切さ

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こんにちは、Qゼミの山口です。
最近、授業をしていて感じるのは、問題を前に、すぐ「わかんな~い、教えて?」と、答えを聞きたがる生徒が増えたことです。
「答えは極力教えない。ヒントの繰り返しから自分で答えを出させること」を意識して授業をしていますが、どうして、このように「考えること」に対して粘り強さが無くなってしまったでしょうか。
その答えとして「答えがすぐ見つかる環境(時代)になったこと」が挙げられます。
たとえば、意味が分からない言葉があれば、パソコンで検索すればすぐに意味が分かります。

つまり、逆に「答えがすぐに見つからないものは、あきらめてしまう」ようになったということです。
また「答えが1つでないものは、考えることを止めてしまう」ようにもなりつつあります。
では、「考える」にはどうしたらいいでしょうか?
その答えは、コミュニケーションの中にあると思います。
些細なことから考えてもいいでしょう。
「今日学校で何かあった?」など。
これに対して、正しい答えなど無いのです

ただ、その時あったことを思い出し、思いのままを言葉にすればいいだけですから。
この、頭の中で記憶を巡らせることが深く考えることにつながっていくのです。
誰かと話すとき「それは、おかしい!」と否定するのではなく「へ~、それで?」「誰と遊んだの?」といったように疑問形で返すと、もっともっと頭を働かせ話が続いていくでしょう。
他にも、家族会議なども有効な手段です。
ただ「家族会議をする!」と言うと、どうしても敷居が高いので、食事の最中に「家族会議もどき」をすると、自分の考えていることを「考え」述べることもできます。
とにかく、数多く、たくさん話してください。
そうすれば自然とものごとに対して「考える」姿勢になるでしょう。

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