夏休み、一気に成績を上げる方法・上がらない方法

成績を上げるためには、とにかく勉強するしかない・・・わけではないのです。
闇雲に勉強するのは悪手。まずは、この2点の確認を。

公立・私立、どちらに行く?

神奈川県の入試の仕組みは、難しいです。

公立高校 → 内申点とテスト、面接があったり、難しいテストがあったり・・・
私立高校 → 第一志望の場合は、内申点があればOK

私立高校第一志望の生徒が、夏休みに一生懸命に
「苦手な理科の音と光、室町時代の歴史」
を勉強したらどうなるでしょうか。

入試科目に理社がある私立高校は、ほとんどありません。
テストすらない、面接や作文程度、または書類審査のみの場合もあります。

つまり「苦手な単元を勉強しても第一志望への合格は難しい」のです。
ちなみに正解は、期末テストの試験範囲を先取りで学習すること。
加点が狙える高校ならば、英検の勉強もありです。

公立高校第一志望ならば、もちろん中1の理社の復習は大正解です。
まず目的をきちんと設定しなければ、道すじは決まらないのです。

決めるのは時間ではなく、テキスト量

目標設定でやりがちなミス。それが
「毎日、〇〇時間勉強する」
というもの。長時間勉強することだけが良いわけではありませんん。

実際に生徒が勉強する場面を毎日見ていると分かるのですが、同じ40分の授業で

  • 単語が分からず1ページのワークにずっと取り組んでいる
  • 〇つけを先にやり、分からなかった問題はさっさと解きなおし次のページへ進む


同じ科目でも、生徒により内容はまったく違います。

ですから、目標を設定するときは
「〇〇のテキストの△ページから△ページまでできるようにする」
が正解です。

勉強する目的は何か?
勉強したつもりになっていないか?

その点を常に確認するようにしましょう。
どこから手をつけるべきか迷ったら・・・Qゼミの先生に相談です。

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