受験対策ブログ
【中学受験】小6秋からの過去問演習 算数で合格点を目指す具体的な進め方
小6の中学受験後半戦において、志望校対策の軸となるのが過去問演習です。
「算数の伸び悩みにどう対応すればいいのか」
毎年この時期になると、保護者の方からこうしたご相談をよくいただきます。
秋からの過去問演習は、これまで培った知識を制限時間内で得点へ結びつけるためにあります。
志望校の算数で合格点を取るための解き方と、ご家庭での具体的な関わり方を解説します。
■過去問は合否判定ではなく課題を見つけるためのもの
過去問演習を始めるにあたって、まず押さえておきたい点があります。
それは、最初の演習で合格最低点に届かなくても、心配ないということです。
過去問は、志望校の出題傾向を知り、
「自分はどこで点を落としているのか」
「合格点に届くためにどこを修正すべきか」
という課題を見つけるためにあります。
解けない問題が見つかったことが重要です。
見つかった課題を1つずつ克服することが、秋以降の学習の中心となります。
■算数で合格点を目指すための解き方
最も避けたいのは、解けるはずの問題に手をつけられないまま時間が足りなくなってしまうことです。
入試では満点を取る必要はありません。志望校の合格最低点を超えればよいのです。
そのためのポイントが2つあります。
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最初に全体を見渡す
試験開始の合図が鳴ったら、すぐに1問目から解き始めるのではなく、まずは問題全体に目を通しましょう。
例えば、問題の難易度や自分との相性を以下のように大まかに分類してみます。- 〇 解きやすい問題:解法がすぐに浮かぶ計算問題や基本的な問題
- △ 少し考えれば解けそうな問題:見覚えはあるが、解くのに少し時間がかかりそうな問題
- × 時間がかかりそうな問題:解き方がすぐには思い浮かばない問題や、条件が複雑な問題
基本的には解きやすい問題から優先して手をつけていきます。時間がかかりそうな問題に粘りすぎず、確実に取れる問題から点数を積み上げることが合格点に近づくコツです。
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取るべき問題を確実に取り、途中式を残す
標準的な難易度の問題が出題される学校では、基礎・中級レベルの問題をどれだけ取りこぼさないかが得点を大きく左右します。
また、途中式や考え方の記述欄がある学校では、部分点が設定されているケースがあります。
計算結果が違っていても、途中の考え方が正しければ点数がもらえることがあります。
当然、答えだけを書いて間違えてしまえば0点です。
普段の演習から、途中の計算式や考え方を整理して残すようにしましょう。
その数点の積み重ねが、合否を分けます。
■家庭でのサポートは取るべき問題が取れたかの確認に絞る
保護者の方が難しい解き方を教えたり、整理し直したノートを作らせたりする必要はありません。
ご家庭での関わり方は、シンプルで十分です。
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取れるはずだった失点を分類して確認する
採点後は、全体の点数だけに気を取られず、失点の中身を確認します。
見るべきポイントは、失点の原因(計算ミス、時間不足、難問など)の把握です。
計算ミスによる失点や時間があれば解けるはずだった問題。
これらこそが、最優先で解き直すべきところです。
難問が解けていなくても、焦る必要はありません。 -
客観的な事実だけを伝える
思うような点数が出ないと、お子さん自身も落ち込み、解き直しを嫌がることがあります。
そこで「なぜ間違えたの?」と責めるのではなく、事実を整理してあげましょう。
例えば、
「大問1の2問が合っていれば、あと10点伸びて、合格点に届いていたね」
と伝えてあげるだけで十分です。
夏に学んだ基礎知識を、過去問を使って入試で通用する得点力に変えていきましょう。
点数に一喜一憂せず、次に伸ばせるポイントを見極めてあげることが大切です。