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受験対策ブログ

【大学受験】6月の模試結果をどう使う?夏休みの計画に落とし込む復習ステップ

6月は、期末テストの準備や部活動の引退など、高校3年生にとって大きな節目となる時期です。そしてこの頃になると、4月・5月に受験したマーク模試の結果も返却され始めます。

判定や偏差値を見て、厳しい現実に落ち込んでいる人もいるかもしれません。あるいは、模試の結果を友達と見せ合い、「C判定だった」「E判定だった」と笑い話にしたり比較しただけで終わりにしていませんか?

厳しいことを言いますが、結果に一喜一憂しているだけでは、成績は1点も上がりません。

本当に見るべきなのは判定ではなく、「どの単元で失点したのか」「知識が足りないのか、スピードが足りないのか」という客観的なデータです。模試の結果をこれからの勉強に生かしてこそ、受験した意味があります。

この記事では、返却された模試のデータをどのように分析し、夏休みの学習計画にどう落とし込んでいくか、その具体的な手順を解説します。

ステップ1:間違えた問題を「自力で」解き直す

模試の結果が返却されたら、まず解き直しです。
問題冊子、自己採点のメモ、解答・解説、成績表を手元に用意し、間違えた問題を時間を気にせずもう一度解いてみましょう。

ここでの目的は、「時間をかければ自力で解けるのか」の切り分けです。

  • 時間をかければ解ける: 知識はあるが、演習量やスピードが足りない
  • 考えても解けない: 根本的に知識や理解が足りない

ここで大切なのは、いきなり解答・解説を読み込まないことです。解説は正解への手順を示してくれますが、それを読んで解けた気になってしまっては、自分がどこでつまずいたのかまでは分かりません。まずは自力で解けるか解けないかの切り分けを優先しましょう。

また、自己採点と実際の得点にズレがないかも確認しておきましょう。マークミスは共通テスト本番でも起こり得る失点要因です。模試の段階から確認する習慣をつけておくことが大切です。

ステップ2:間違えた原因を「2つ」に分類する

解き直しが終わったら、間違えた問題を次の2つのどちらかに仕分けます。

【時間をかければ解けた問題】
  • 計算ミスや公式の使い間違いをした
  • 問題文や設問の条件を読み違えた
  • 時間が足りず最後まで解き切れなかった

これらは知識不足ではなく、処理スピードや正確さに課題がある状態です。

【時間をかけても解けない問題】
  • 英単語や歴史用語を覚えていなかった
  • 数学でどの解法を使うべきか分からなかった
  • 文法や基本事項が身についていなかった

こちらは基礎知識の不足が主な原因です。

この分類が重要なのは、課題が「知識不足」なのか「処理スピードの不足」なのかによって、夏休みに取り組むべき勉強法が変わるためです。

ステップ3:夏休みの学習計画に「いつ・何を・どうやるか」落とし込む

課題が整理できたら、次は夏休みの学習計画に反映させます。
「英語を頑張る」といった曖昧な計画は、間違いなく3日で迷走し始めますので、「いつ」「どの教材を」「どのように使うか」まで具体的に決めることが大切です。

【時間をかければ解けた問題への対策】:時間制限付きの演習

知識はあるので、あとは「スピード」と「正確さ」を鍛えます。

  • 英語 1日1長文。1本20分など制限時間を設定して読み切る訓練をする。
  • 数学 毎朝30分、スピード重視で計算演習や基本問題を解く訓練をする。
【時間をかけても解けなかった問題への対策】:夏休み前半での基礎補強

根本的な理解が足りていないため、教科書や参考書に戻ります。

  • 英語 文法書で関係詞・仮定法などの文法をおさらいし、確認問題を解いて弱点を徹底強化する。
  • 数学 課題が見つかった2次関数の基礎レベルを、問題集で集中的に解く。

これらの基礎固めは夏休み前半に終わらせるのが理想です。夏休み後半は入試本番を見据えた応用演習や共通テスト対策に時間を割く必要があるためです。後半になってもまだ基礎をやっているようでは間に合わなくなると心得ましょう。

■夏休みの勉強が秋以降の実戦演習の質を決める

模試で見つかった課題は、今の自分が優先して取り組むべき学習内容を教えてくれています。

自分の弱点を客観的に見つめ、具体的な学習計画を立てて実行することが、秋以降の成績を大きく左右します。夏休みの間にどれだけ基礎を固められるかが、秋から本格化する志望校別の実戦演習の質を決めるからです。

模試の判定結果や周りの人の進み具合を気にするのではなく、手元にあるデータをもとに、自分の課題を解決することだけに集中してください。客観的な分析と、具体的な計画の実行こそが、着実な学力向上につながります。

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