志望校がある人とない人の違い

志望校は決まっていますか?

学校や塾の先生から「早く志望校を決めなさい」と催促される受験生は少なくないのではないかと思います。

早期に志望校を決めることが大切なワケ

では大人たちはなぜ志望校の決定にこだわるのか。その理由が分かるように、今回は「勉強に対するモチベーション」と「勉強の効率」の2点に絞って、志望校がある人とない人の違いを比較してみました。

①勉強に対するモチベーション

  • ○ 志望校がある人

    • 勉強すれば(しなければ)行きたい学校に合格できる(できない)ので、必死にがんばる
    • 「自分は目標に向かって努力している」という実感が持てることで、大人に言われなくても主体的に勉強を継続することができる
  • ✕ 志望校がない人

    • 合格後のビジョンが見えていないので、勉強する意味を見いだせず身が入らない
    • どれだけ勉強すればいいかが分からず、開き直ってゲーム等の時間が増える

②勉強の効率

  • ○ 志望校がある人

    • その学校に合格するためにはなにが求められていて自分になにが足りないかが明確であるため、ムダのない最短距離の勉強ができる
  • ✕ 志望校がない人

    • 今やっている勉強が、この先決まる志望校には必要がない可能性がある(長い目で見ればその勉強もムダになるわけではありませんが...)
    • 逆に本当に必要な勉強をおろそかにしてしまうこともある

志望動機は自由、自分の軸を持とう

いかがでしょうか。
志望校を決める動機として「通いやすい」「部活が強い」「合格実績がいい」「制服がかわいい」「設備が充実している」など様々ですが、なんでもいいと思うので受験学年に限らずとにかく「自分はなにがなんでもこの学校に行くんだ」という強い意志が持てる学校を見つけることが大切です。

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