国語の「論理」 選択問題の解き方

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こんにちは。
Qゼミの久野です。

今回は、国語の選択肢問題の解き方について書いてみますね。

次の文章を読んで、後の問題に答えてみて下さい。(抜粋)

「お爺ちゃん、お茶ここに置きますよ」
言ってしまってから、自分でもびっくりした。

以前の僕だったら、初対面でこんなに馴れ馴れしく他人に声をかけられなかったはずだ。
なのになんのこだわりもなく、すんなりとお爺ちゃんと言えた。

不思議な気がして、もう一度言ってみようかと思ったが、身構えるととたんに口がこわばって、不自然に心と体が揺れた。
だが、ちっとも気詰まりではなかった。

【問題】傍線部の新一の気持ちを説明した文として適当なものを次から選び、記号で答えなさい。

ア 先ほど無意識のうちにくつろいだ気持ちで「お爺ちゃん」と言ったことに驚きを感じながらも、それを意識したとたん、緊張した気持ちに戻っている。
イ われしらず「お爺ちゃん」と言ってしまったものの、それがまるで他人の口から出たようで、なんだかうす気味悪くなって繰り返せないでいる。
ウ 先ほど「お爺ちゃん」と言ったことを改めて意識すると、いかにもそらぞらしく感じられ、そんないい子ぶった言葉を吐いた自分に嫌気がさしている。
エ 自然に「お爺ちゃん」と口をついて出たのは、その一瞬気をゆるめていたからにすぎず、意識した今となっては再び周囲に心を閉ざしてしまっている。

今、どんなふうに解かれましたか?

問題文を読んで、選択肢を一通り読んで、答えを絞り込んで、また問題文を読んで、選択肢をじっくり読んで、答えを選んだ。

という感じではないでしょうか?

次のような感じで解いてみて下さい。
国語の問題は「読み取り」です。
この問題なら「表現」の読み取りです。

問題文の中で、どの表現を読み取らなければいけないかをまず考えます。
そうすると、次の文字に注目します。

不思議な気がして、もう一度言ってみようかと思ったが、「身構えると」とたんに「口がこわばって」、不自然に心と体が揺れた。

不自然に心と体が揺れたというのも、独特の表現ですが、少し分かりにくいですね。
そして、「」の表現について、書かれている選択肢を探します。
選択肢を読むときは、まず最後の部分から読みます。

次のように、「」から読んで、選択肢の文の長さに惑わされないようにします。

ア 先ほど無意識のうちにくつろいだ気持ちで「お爺ちゃん」と言ったことに驚きを感じながらも、それを意識したとたん、「緊張した気持ち」に戻っている。

イ われしらず「お爺ちゃん」と言ってしまったものの、それがまるで他人の口から出たようで、なんだか「うす気味悪くなって」繰り返せないでいる。

ウ 先ほど「お爺ちゃん」と言ったことを改めて意識すると、いかにもそらぞらしく感じられ、そんないい子ぶった言葉を吐いた「自分に嫌気がさしている」。

エ 自然に「お爺ちゃん」と口をついて出たのは、その一瞬気をゆるめていたからにすぎず、意識した今となっては再び周囲に「心を閉ざしてしまっている」。

問題文中の次の表現にあてはまるのは、選択肢のうちのどれかを考えるわけです。

・身構える
・口がこわばって

ア 緊張した気持ち
イ うす気味悪くなって
ウ 自分に嫌気がさしている
エ 心を閉ざしてしまっている

そうすると、正解は「ア」となります。
国語はノリではなく、論理の科目なのです。

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